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まだ会っていない、にこちゃんと2時間も電話する

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迫る電話の日

やっと話ができるようになったので、少し浮かれていましたが、同時に僕は電話が苦手でした。

ですが、やっとにこちゃんと話せるチャンスです。

電話が苦手とか嫌いとか言っている場合ではありません。

ここで仲を深めることもできるかもしれません。

不安と期待でいっぱいでした。

にこちゃんの声を初めて聞く

事前に2人で決めていた日時に、こちらからLINE電話しました。

するとにこちゃんは柔らかく、ゆったりした口調の方でした。

またこちらの話を丁寧に頷きながら、聞いてくれました。

それに安心したのか、緊張もすぐに解けていきました。

意外に話は盛り上がり、2時間近く話す

多くの話題を話しました。マッチングアプリに登録した経緯、生い立ち、趣味、仕事、東京や福岡のことなどです。

意外と共通点がいっぱいあることは、事前のやり取りや、アプリのプロフィールでわかっていたことも良かったかと思います。

最初にこちゃんも緊張していたようですが、だんだんリラックスしていったような感じがします。

ちなみににこちゃんは、僕の1人称が「私」であることにとても驚いていました。

僕は敬語で話すときに、「私」の1人称を使うようにしていたからです。

気付いたら2時間も話していました。また次に話す約束をして、その日は終わりました。

僕は驚きました。全く会ったこともなく、顔も写真でしか見たことない方と、2時間も話したのです。

何か運命的なものを少しだけ感じました。

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