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パーソナルジムの将来性

・パーソナルジムの市場

パーソナル・トレーニングは、トレーナーと1対1で行うトレーニングのことである。フィットネスクラブの市場規模は全体で約4,600億円であるが、完全個室でパーソナル・トレーニングを提供する専門性の高い小規模業態で多店舗展開するスポーツクラブが目覚ましい成長をみせ、市場に占める割合も徐々に増えているものとみられる。

サブスク型、単発型など形を変えてはいるがパーソナルジム自体は増え続けていることから市場は右肩上がりと見られる。

社会のトレンドや高齢化など、健康志向が強くなっていて、パーソナルトレーナーには需要がある。
個別でお客様と向き合い、運動学、栄養学などの運動、食生活面などをアドバイスを行うので的確に指導ができるパーソナルトレーナーが求められている。
今後も、フィットネスジム、パーソナルジムの増加やテレビやSNSなどで認知される方も多くなってきているため、パーソナルトレーニングの需要がさらに伸びると感じる。

・顧客のニーズは何になってきているのか?

コロナの状況から個室の人気が出てきている。
以前のようにダイエット専門よりは綺麗な体を作りたいや、筋肉をつけたいなどバルクアップ専門のパーソナルジムも出てきている。
コンテストなどに出たい顧客も増加傾向にあることからパーソナルトレーニングという一つのサービスが日常生活において浸透してきていることが窺える。

40~60代を中心とする中高年世代の利用者が増えている点にも注目しておく必要があります。高齢化社会が進行していく事を考えれば、中高年世代の利用率は市場規模に大きな影響を与えるからです。
パーソナルトレーニングが広く知られるようになった事で、これまで利用していなかった世代がパーソナルジムに通う割合が増えています。健康維持のためのトレーニングの需要が高まる事を考えれば、この傾向は今後も続く可能性が高いのです。


パーソナルジムの独立

このパーソナルジムというビジネルモデルは経費がほとんど掛からない素晴らしいビジネスモデルと言えます。
その分、属人性が高いので個人にお客様がつく点としては合う合わないがはっきりしてくることもありますが、、、

パーソナルジムを独立開業するのにいくらあれば大丈夫ですか?とよく聞かれます。独立開業となると、「開業資金」、当面の「運転資金」を準備する必要があります。

基本的なウェイトトレーニングを提供したいジムであれば

・パワーラック 1台
・アジャスタブルベンチ 1台
・パワーリフティングバー 1本
・ウエイト(20kg×4、15kg×4、10kg×2、5kg×2、2.5kg×2)※目安
・TRXのサスペンショントレーニングの器具
・ラバーマット

で十分です。このセットで、初心者指導からスポーツ選手の指導まで網羅できます。ホームユース用で70〜80万円というところでしょうか。機材は拘ればキリがありませんが、安く抑えてこのくらいです。

パワーラックだけでスクワット、ベンチプレス、デッドリフトと3大ウエイトトレーニングができます。パワーラックは、懸垂ができるバーがあるか必ず確認するようにしましょう。

パワーラックのサイドについている「セーフティーバー」(バーの落下を防ぎます)が、簡単に動かせて丈夫である必要があります。

安いパワーラックほどガタ付きや軋みが出やすいという特徴もあります。

まとめ
いかがでしたか?
今後パーソナルジムの経営や独立をしていきたい方、市場がどういう傾向にあるのか、または機材がいくらかかるのか、、

基本的な部分だけですが解説してみました。

まだまだ集客を考えなければいけなかったり場所の選定を行ったりなどさざまなことを考えなければいけません。

今回の記事はTRAINER’S GYM 高円寺店パーソナルトレーナー古林修が記載しました。


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