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トレイルランナー・山本諒馬さんのご紹介【Trail Story Reporter】

新しくレポーターに加わった山本諒馬さんをご紹介します。2022年、ハセツネダブルで5位に入賞したウルトラトレイルランナーです。
これから1年間、山本さんの活動や地元岡山のおすすめスポットなどをレポートしていただきます。

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岡山県在住の山本諒馬 です。大学の研究室で先輩や同期がフルマラソンに挑戦している姿が眩しくて、私も走り始めました。もともと走るのが得意だったので、最初に出場した5kmのクロスカントリーで上位に入ることができました。

また、富士登山の経験もあったので 、山道具を持っており、登山とランニングを合わせたトレイルランという競技を見つけ、そのクレイジーさにのめり込んでいきました。

トレイルランの魅力は、一言で言うと「非日常感」です。山の中を夜通し走り、疲れてるはずなのに朝日を迎えた瞬間は元気になれる、そんな人間本来の喜びが味わえる唯一無二のスポーツだと思います。刻一刻と変わる体調や環境に自分の身体を慣らしていくセルフマネジメントが好きで、それもまたこの競技の魅力だと思います。

ホームマウンテンの福山でよく練習しています。1234段の階段やよく整備された登山道があり、変化に富んだサーフェスを体験できるので、練習に最適です。特に1234段の階段は地元の方にも大人気で、里山にも関わらず早朝から駐車場が満車になるほど。

好きなレースは、「TAMBA100アドベンチャートレイル」。私が所属する『走る栄養研究所RN』中谷亮太さん主催のレースです。累積標高が16000mを超える100mileレースで、 NHKのドキュメンタリー番組『グレートレース』では、トップ選手をも翻弄するその過酷さが放映されました。2023年は第2回目の大会があります。過酷さだけでなく、フカフカでバリエーションに富んだトレイルが低山ながらもトレイルランナーを楽しませてくれます。

2022年 日本山岳耐久レース 「ハセツネダブル」5位 
写真:Ritsuko Ichinose

2023年は、100kmや100mileレースを連戦する予定です。短期間でコンディションを整え、毎回結果を出したいと思っています。

目標は、地元岡山を代表するトレイルランナーになること。僕をきっかけに岡山のローカルな大会などの知名度を上げていきたいと思っています! 

みなさん、よろしくお願いします!


山本諒馬(やまもと・りょうま)
岡山県出身。29歳。自動車部品会社・イーグル工業株式会社に勤務。
中学から大学までバドミントンに打ち込むが、対人競技のプレッシャーに疲れ、22歳からトレイルランを始める。自分をマネジメントしながら進んでいくロングトレイルレースの魅力に惚れ込み、現在では、ウルトラトレイルレースをメインに競技に打ち込みつつ、地元岡山県のトレイルレースの魅力を伝えるべく活動している。instagram
《2022年の主な戦績》
UTMF2022 18位(ニューヒーロー賞受賞)
那岐ピークスタフトレイルチャレンジ 4位
大阪 夏の陣・くろんど輪舞曲2022 120K 優勝
広島湾岸TRAILRUN2022 4位
日本山岳耐久レース ハセツネダブル 5位

Trail Storyを一つのメディアにするべく、日々活動しています。応援よろしくお願いいたします。