マインドフルネス的、自分の解放のしかた

今の内側のネガティブな感情に気づければ、ポジティブな感情に変容することができます。

では、どのようにして解放すれば良いのか、マインドフルネス的な方法を伝授致します。

ネガティブ感情を観察する

ネガティブな感情が沸き起こったら、まずは内側の奥深くをみていきます。

ネガティブ感情には実はたくさんの種類があることにも気づいていきましょう。

怒り、悲しみ、失望、後悔、嫉妬、嫌悪、羞恥心、罪悪感　など

この区分けができると、ストレスへのマネジメントもしやすくなる、と言われており、一般的にストレス耐性の強い人はこの区分け＝感情のラベリングをうまくできている人が多い、と言われています。

感情の対象物を認識する

次に、その感情の対象物を観察していきます。

沸き上がる感情は誰に対してのものでしょうか？

友人、家族、同僚、上司、はたまた自分？

怒りの対象物が自分に向けられている場合は、自分への優しさやケアもしてあげます。
※Loving Kindness Practiceはここで役立ちます。良かったら、わたしのyou tubeの音源をお聴き下さい。

対象物の区分けや認識ができたら、一息ごとに自分を解放していきましょう。

例えば、嫌悪が渦巻いているようなら、はじめに嫌悪の感情を吐いて、次に優しさの感情がカラダに入っていくイメージをしながら空気を吸い込みます。

このように呼吸とともに、ネガティブ感情を変容したい感情にシフトさせます。

感情の区分けができない場合、できなくても大丈夫です！

くれぐれもできない自分に固執したり、責めたりしないように。

この区分け＝感情のラベリングは難しいので、すぐには習得できないスキルだと、思って下さい。

毎日のマインドフルネスの実践があってやっと得られるスキル、根気強くマインドフルネスを継続していきましょう。

何もしない時間をあえて作る

ご説明した解放の仕方は、瞑想という方法を通して一般的には行われていきます。

瞑想は心の筋トレです。

このように、何もしないでただ自分と一緒に過ごす時間を多くもつことは、感情のラベリングのスキル向上だけでなく、あなたの内側にきっとたくさんの余白を作ってくれます。

毎日のマインドフルネスの実践が、未来のわたし達の大きな成長に繋がります。