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実践デイトレーディング Ⅱ     チャート分析編 - トレードで迷わない時間軸の選び方

何分のチャートで見るべきか?

何分、何時間のチャートを見るべきか、迷う方も多いでしょう。1分足、5分足、10分足...さまざまな時間軸でチャートは表示できますが、どの時間軸が最適なのでしょうか?

トレードを始めたばかりの頃、私は「1分足を見ないと動きがわからない」と思い込んでいました。1分足を見ないと不安に感じることもありました。しかし、1分足だけに頼っていては、まず利益を出すことは難しいです。理由は、1分足のチャートにはノイズが多く、チャートが本当に伝えたい情報が埋もれてしまうからです。

私は現在、TradingViewというチャートアプリを使っています。1分、3分、5分、10分のチャートをメインスクリーンに、15分、30分、60分、日足のチャートをサイドスクリーンに表示しています。TradingViewについては、後ほど詳しく説明しますが、非常に便利なツールで、無料で使えるインディケーターも豊富にあります。自作インディケーターやカスタムアラートも設定でき、私にとって欠かせない道具のひとつです。

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https://www.tradingview.com/?aff_id=142184

複数の時間軸を同時に見る

今のテクノロジーを活用すれば、1分足にするか10分足にするか悩む必要はありません。1分、3分、5分、10分のチャートを並べて見ることが可能です。しかし、問題は一度に複数の時間軸を瞬時に分析するのは簡単ではないということです。

そこでコンピューターやインディケーターの力を借りましょう。自分のトレード戦略に基づいたエントリーやエグジットを視覚的にわかりやすく表示し、条件を設定してアラートをかけておくのです。

私のスクリーンには、3本のEMA(指数平滑移動平均線)に加えて、いくつかの指標をセットしています。これらを1分、3分、5分、10分、15分、30分、60分、日足で並べて表示しています。

マルチタイムフレーム分析の重要性

マルチタイムフレーム分析こそが、成功するトレードのカギです。たとえば、1分足でトレンドが確認できた場合、それが3分、5分、10分、15分足でも同じ方向に動いていれば、そのトレンドの強さは非常に高いです。

逆に、1分、3分、5分、10分、15分の各時間軸が異なる方向を示している場合は、トレードを控えたほうが良いでしょう。無理にポジションを取る必要はありません。

ここまでで、EMA時間軸の重要性についてお話ししました。次の章では、私が重視している指標のうち、TTM SqueezeMACDについて詳しく書いていきたいと思います。特にMACDは有名な指標ですが、その有効性を改めて解説します。

次回もお楽しみに!

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