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2.自己紹介②



∞復学

長男は約2年で不登校生活を終え(その後、中学3年生で再び不登校になるが別の機会に)、また明るく“陽”の気を放つ男性教諭K先生(30代前半)が担任になって下さったことが非常に大きかった。
どころの騒ぎではない、個人的に。

復学して間もない4月の頃、長男は学校に行けない日があった。約2年家にいたのだ。休むのも無理はない。そう思いながら私は仕事に行き、母親からこんなことがあったと後から聞いた。

K先生は午前の大休憩中に、校長先生の許可を得て我が家まで足を運び、休んだ長男に会いに来てくれたのだ。K先生は10分くらい長男と話し“熱が出た時以外は休まない”と長男と指切りで約束をして帰っていった。
その後もK先生はいつも真剣に長男と向き合ってくださった。

そして現在は次男の担任だ。私より年齢はお若いが彼の人格者ぶりには頭が下がるし、ただただ尊敬している。

長男はK先生との約束を守り、通年で2回体調不良で休んだだけで、また学習の遅れについては、3,4年生分の学習を補うタイプのテキストを1学期から少しずつ進め、夏休みにはあらかた終えていた。
先生方には本当に感謝しかない。そして長男も本当によく頑張ったと思う。

学校を休んで家に居たがっている次男に対し長男は
「ずっと家に居たって退屈地獄だぞ」
と言ったそうだ。
そう、普段はおとなしいが、彼は退屈地獄から這い上がってきた精神的に屈強な男かもしれない。

続く↓


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