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【本紹介】楽天証券トウシルが作った一番かんたんな株入門

こんにちは。ペンナの文系OLゆるっと株式投資です。
さて本日は株に関する本の紹介をします。

「楽天証券トウシルが作った一番かんたんな株入門 (扶桑社ムック) Kindle版」です。
株を始めたばかり、もしくはこれから始めようとしている方にはピッタリだと思います。特に楽天証券を使っている人はどう使うのが便利なのかも分かるので、一石二鳥です。

おすすめポイントはこの4点!
1.初心者向けに「〇〇株」とつく単語の定義や説明が丁寧。
 例:大型株、割安株、ディフェンシブ株

2.初心者向け、損切りが苦手な人向け、などタイプ別の銘柄選びの基準を教えてくれる。

3.株主優待の事例紹介が豊富。

4.全体的に図解や実銘柄での紹介が多く分かりやすい。
 ※図がちょっと大きすぎて、kindle版で読むと、文章の区切りが悪いところもあり

1.単語の定義や説明が丁寧
はっきりいって私は「〇〇株」と呼ばれる単語の意味が分かりませんでした。
そのくらいの初心者に向けて、大型株、中型株とは何か、成長株、割安株、そして高配当株とは何かという定義も含めて記載があることがとてもありがたかったです。

2.タイプ別の銘柄選びの基準を教えてくれる。
初心者には割安株がおすすめと記載されていたので、実際に楽天証券の「スーパースクリーナー」というスクリーニングを使って銘柄を選んでみました。20万円以内で購入でき、配当利回り4%以上7%以下などの条件で銘柄を抽出ました。(具体的な条件は他にもあるので実際に読んでみてください!)
スクリーニングを使うとものの数秒で検索条件に一致した銘柄が一覧で出てくるので早いもんです。そこで出てきた銘柄と現在自分が持っている銘柄とは異なる業種、そしてなるべく景気の影響を受けにくいと言われている「ディフェンシブ株」を中心に候補を絞りました。現在、財務チェック中です。ただ、この本の中では財務チェックの部分の記載はざっくりとしているので、別の本を参考にした方が良いと思います。あくまでスクリーニングの要件を知る程度の内容となってます。

3.株主優待の紹介が豊富。
権利月が1月~12月のそれぞれのおすすめ優待を紹介されていました。特に印象的だったのが博物館に入ることができる「コア(2359)」です。200株を継続保有1年以上で、「東京国立博物館友の会」・「奈良国立博物館プレミアムカード」・「九州国立博物館メンバーズプレミアムパス」のいずれかと引換可能な「株主ご優待券(引換券)」1枚がもらえます。東京国立博物館だと、常設展だけでなく特別展無料観覧券が3枚もついてくるなんて、最高です。

また実際に株主優待を使った方の事例紹介もありましたので、イメージが湧きやすい内容となっています。
色んな株主優待が掲載されていましたので、銘柄選びの参考にしてみてください。

【まとめ】
始めての銘柄選びをする際に、どんな検索をしたらいいのだろうと悩んでいる方におすすめです。ただ具体的に決算短信のどこをどう読んで、という財務チェックについての説明は軽めなので、あくまで銘柄の候補をピックアップするために参考とするのが良いかもしれません。
内容としては図解なども豊富で、説明が丁寧なので株式投資を始めてみたばかりで右も左も分からないという方が入門として読む分にはとても分かりやすいと思います。

AmazonのKindle Unlimitedでも読めるので、もし加入している方がいれば読んでみてはいかがでしょうか。


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