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全力全開ギャル×不器用文学青年の、異文化交流を刮目せよ!:『スーパーベイビー』

なんとなーく読んだら、主人公のギャル・玉緒ちゃんにドはまりしました。

熱烈ドラマ化希望です。
(※以下のレビュー、ちょびっとネタばれあるからお気をつけくださいませ~)

あらすじ:
朝光玉緒(ともみつ・たまお)は熊本県荒尾市出身、東京都町田市在住のギャルで、
ミルネ(※たぶんあのデパートですね)の服屋にてショップ店員をしている。
ある日、苦手な鳥を追い払ってくれたことから、同じデパート内のスーパーで働く山田楽丸(やまだ・らくまる)にキュン死にしてしまう玉緒。山田に怖がられながらも、毎日スーパーに顔を出し、アプローチを始めるが…。

この漫画の好きなところ…

キャラクターたちが、「違うタイプ」の人とまっすぐ向き合っていくところ!

大人になればなるほど、似ているタイプの人とばっかり…しゃべっちゃいませんか…。

それはたぶん悪いことじゃないと思うんだけど(だって大人になるほどエネルギーってなくなっちゃうし…)、他人ときっと分かり合えるって信じて立つことはなんて美しいんだ…と思わせてくれる漫画でした。

主人公の玉緒ちゃんは、誰と会っても「きっと共通点があるはず、わかりあえるところがあるはず」って信じてしゃべる人なんですよ…。泣いちゃう…。

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(『スーパーベイビー』2巻より引用)
初対面の人誰にでも、全開の笑顔で接してくれる玉緒ちゃん…(好き)

小説家を目指してる山田が、喫茶店で新人賞に出すための原稿を書いているのを偶然見かけた玉緒ちゃん…。

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(『スーパーベイビー』1巻より引用)

そして、山田に怖がられているのでは?!とわかったときの玉緒ちゃん…。

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(『スーパーベイビー』1巻より引用)

気合い入れてデコデコに盛ってきた爪でも、好きな人のために速攻切るの…!

さらにさらに!文学青年とメールをするために…

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(『スーパーベイビー』2巻より引用)

辞書を買ってきちゃう玉緒ちゃん…(滂沱の涙)。

ラブしかない…。

(こんなに相手思いの玉緒ちゃんだから利用されてしまうこともあり…2巻は別の意味で泣いた…玉緒ちゃんを苦しめるやつは許せない!!!)

玉緒ちゃんが魅力的な人だからこそなんだけど、山田氏をはじめ、周りの「これまでギャルとあんまりかかわってこなかった人たち」がどんどん心を開いていくんですよね…。うう…。

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(『スーパーベイビー』1巻より引用)

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(『スーパーベイビー』2巻より引用)

不器用なりに玉緒ちゃんをほめようとする山田氏…(愛しい)。

玉緒ちゃんとぜんぜん違うタイプだけど仲良しのさわちゃん(テレオペの仕事で知り合った)も、玉緒ちゃんワールドを楽しんでて、いい味のキャラで好きだ。

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(『スーパーベイビー』1巻より引用)
わかめと一緒笑。

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(『スーパーベイビー』2巻より引用)
玉緒ちゃんヤマンバギャル時代回想回。さわちゃんが、玉緒ちゃんのどこが好きか頭の中で考える温かいシーンで大好き。こういう、相手の違いを楽しむ友だち関係、いいよなあ。

あと、玉緒ちゃんの言語センスがとにかく好きですね…。

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(『スーパーベイビー』1巻より引用)
逆に難しくなってない?という
(そしてさわちゃんはよくわかるね…)

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(『スーパーベイビー』2巻より引用)
突然の果樹園


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(『スーパーベイビー』2巻より引用)
こちとら〜!

こんな今だからこそ、明るくてかわいくてまっすぐな玉緒ちゃんに、みんなで癒されよ~★しゅきぴ〜

Kindleアンリミテッドだと、(期間限定かもだが)1巻が無料だよ〜

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