暑い日のガス調理無理すぎなので、おすすめレンジレシピ本を紹介するよ
東京は最近30度を超える日も出てきて、湿気も増してきて、そろそろ生存が危ぶまれる時期となってまいりました。
普通の活動だって困難なのに、
ガスの近くで暑い思いをしながら料理をするのは、ほぼ不可能です。
ということで、最近kindle unlimited でレンジで作れるレシピ本をいろいろ試しているのですが、よい本を発見したので紹介します。
これ。
■この本のナイスなところ
(1)作業工程はシンプルだけど、味のバリエーション豊かなところ!
私が南米旅行中に悩んでたこと第4位はですね、
自炊の味のバリエーション出せない!
ってことです。
南米も、大きい街だと醤油とかタイカレーのペーストとか売ってたりするんですよ。
でも旅行中は、そんな大容量のものを使い切れないから、小袋入りのスパイスくらいしか買えなくて…涙。
必然的に、毎日ほぼ似たような味のものばっかになっちゃって(コンソメスープみたいなのばっかり作ってた。これに時々スパイス加えてカレー味にするくらいしかできない…)すっごいストレスでした。
ということで、日本に帰ってきてからは
和風とか中華とかタイ風とか洋風とか
毎日違うテイスト試し放題でわくわく料理してたんですが、
レンジ調理の本になると、似てる料理ばっかり出てくるのです…。
(肉じゃがとか蒸し鶏とか、トマトとパプリカとチーズ使うメニューとか…)
もう30年以上生きてるんで、同じ感じのメニューばっかりだと、いくら好きでも食べることに嫌気がさしてきてしまいます…。
それが!!この本なら!!幅広い味付けを楽しめる!!!
たぶん好き嫌いが別れるからか?あんまり他のレシピ本で積極的に取り上げてもらえない、みょうが・セロリ・パクチーを使ったメニューもあるし(私はこういうのが大好きです…)
オイスターソース、ウスターソース、コチュジャンなんかを効果的に使って深みのある味に仕上げられるメニューも多くて、わくわく!
(2)魚介のメニューが充実
あと、大概のレシピ本って豚肉のレシピが多いんですけど(加工しやすいし旨味出しやすいし部位によって変化出しやすいからだと思う)、最近の私は週に食べる赤身肉はなるべく500g以内にすることにしています。
(なんか赤身肉を食べすぎると便秘がちになるらしい。今それを読んだサイトを見失ったが…そして赤身肉は積極的に食べるのがいいよ派もいて難しいのだが…)
しかし、豚肉(および牛肉)の使える量が限られると、ほとんどのレシピ本では選択肢がぎゅっと限られちゃうんですよね…。
この本も、やっぱり赤身肉メニューが多いは多いんですが、
魚介のレシピが結構載ってます!!
レンジレシピで取り上げられがちな鮭とか白身魚だけじゃなく、イカとかタコのも載ってる!!やったぜ!!!!(私はイカとタコを溺愛している)
↓以下の試し読みページで目次も見られるので、チェックしてみてくだされ!
■私が最近実際に作ってみて、おいしかったレシピ
・いわしのしょうが煮
『凪のお暇』読んでから、ずーっと「いわしレシピ家でつくりたい…でもめんどくさそう…」という思いを抱えていた私にとって、こいつは救世主だった…!
内臓とったりするのもめんどくさいし臭いし嫌なので(超現代人)、スーパーであらかじめ頭と内臓を除去してくれてるいわしを買って、試しました。
そうするとね…ほかにすべきことは、しょうがを刻んで調味料と混ぜて、いわし並べてチンするだけ。いえ~いラクチン!!!
私はいわしの梅煮が大好きなので、レシピ通りつくったあとはちみつ梅と一緒に食べました。すっごいおいしかった~。
レシピ内には梅レシピもあって、「豚しゃぶと野菜の梅蒸し」ってのが、ゴーヤの苦みが効いてておいしかったです。
・たことズッキーニのカレー炒め
たこ、ズッキーニ、しめじを、カレー風味に仕上げたひと品。
レンジ調理レシピって「味が材料に浸透してないな…薄いな…」てなることが多い気がするんですが(私が下味つけるのを適当にやってるからでもある)これはカレー粉・トマトケチャップ・ウスターソース・お酒・コンソメスープの素を使っていて、重層的なうまみが楽しめます。
「たこは薄力粉をもみ込むことで、加熱中に調味料の味がしっかりまとわりつきます」とのこと(関係ないけど、この「まとわりつく」って言葉の使い方ちょっと面白いな)。
同じページに載ってる、「いかのココナッツミルクカレー」も独特の風味でおいしかった!
(次のも絵を描こうと思ってたんですが、心折れたのでここからはテキストオンリーで…)
・レタスのオイスター炒め
もはや、包丁も使わないメニューです。
レタスちぎって桜えびかけて、調味料回し入れてチンするだけ。
なのにすーーごいおいしいです。私、一時期もちにオイスターソースかけて朝食にしてたほどオイスターソース好きなんですけど、オイスターソースの力が存分に発揮されてるんですよ…ほんとに…!
ボリュームはそんなに出ないメニューではありますが、がっつり系がメインの日に合わせるとよいかなと。
このメニューみたいに、副菜のメニューが充実してるのもこの本のいいとこ!
副菜って、私としては「肉or魚のメインだけだと野菜足りないから、気は進まぬがつくるか」みたいなものが多くて、あんまりそれ自体食べるのが楽しみ!!ってなることはないんですが、この本には…作るのが楽しみになる副菜がいろいろ載ってるんスよ…うひょー。
今週は、「いんげんとくるみのクリームチーズ和え」をつくるのが楽しみ…じゅるり。
■この本のうーん…なところ
かなりいい本なんですが、デメリットを挙げるとしたら…
使う材料に高いものが結構多いかも…!
ほたてとかコンビーフとか桜えびとかさ…!
でもそうじゃないレシピもたくさん入ってるんで(もやしとか鶏胸肉とか)、組み合わせて作るのがいいかなーと。
高いものはやっぱり香りとか風味とかで食卓に変化が出て面白いので、一週間の中でバランス調整しつつ作るのがいいのではないでしょうか。
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本のデザインも落ち着いててかわいくて、見てるだけで楽しい〜!
おすすめです!
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