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夏休み前までの自分を振り返って。課題と成果①


 僕の教員人生は濃厚接触者になったことにより、子どもたちとの対面を逃すことから始まりました笑

 そして早4ヶ月。何とか夏休みまで乗り切りました。

 まだ4ヶ月ですが、嬉しかったっこと、感動したこと、辛かったこと、悔しかったこと、たっくさんありました。

 それらを振り返り、自分の学級経営の課題と成果を明らかにした上でこれからの自分にバトンを渡したいと思います。

 それでは、よろしくお願いします!!


<課題>


 まず、私の一番の課題は間違いなく規律ですね。僕は最初、規律をめちゃめちゃ舐めていました。ですが認めます。今や規律は僕の最大のライバルです。

 学校には学習規律、生活規律がたくさんありますが、これを疎かにすると喧嘩や衝突が増えるということがわかりました。

 先輩先生に教えていただいたのですが、スポーツに例えると子どもたちも規律の必要性が分かりやすいみたいです。

 「もしスポーツにルールがなかったらどうなるのか?」

 それを考えるんです。すると、

 最終的に暴言・暴力勝負になるという結論に達すると思います。

 そうすると、楽しいのは一番戦闘力が高い人だけです。いや、その人すらも楽しくないかもしれません。

 だから、ルールを守ることは大切であり、ルールをみんなが守るからスポーツは楽しいのだということを理解させます。

 この教え方、とっても分かりやすくて、良いですよね!!早速僕もやってみたいと思います!


 そして、次に僕が立ち向かうべき課題はある児童との関係作りです。

 僕は以前から、その児童が学級にいるかいないかで大きく雰囲気が変わるという仮説を持っていました。

 そして、その仮説は当たってしまったのかもしれません。その子が長期間学校を休むことになった時、それまであまりうまくいっていなかった学級が急に落ち着きを取り戻し、喧嘩もなくなり、とても良い雰囲気になったのです。

 僕はこの状況を見て、危機感を覚えました。

 というのも、僕は彼のことが大好きなんです(もちろんクラスの児童みんな大好きです)。そして、良いところがたっくさんあります。

 しかし、今の学級のメンバーの持つ雰囲気や、考え方とは合わない価値観を持っているのも確かです。それによって、他の児童が彼に対して悪いイメージを持ってしまうのではないかと・・・。そういう危機感を抱いています。

 なので、彼のためにも、学級のためにも彼との関係をどう作っていくかというのが、一年を通しての僕の課題になりそうです。


<成果>


 成果と言えるほどのものではないですが、僕にだって成果はあるんですよ!多分!

 個人的に感じている一番の成果は「友達を褒めるのが上手になったこと」です。

 僕は夏休みに入るまでに、手を変え、品を変え、多種多様な「良いとこ探し」を子どもたちにさせてきました(もう懐かしい笑)。

 一時は「こんなもん意味ないや!!」って思ってましたが、改めて子どもたちの褒め言葉の進化を振り返ると、結構成長をしているように思えます。

 最初は

 「○○さんが、鉛筆を拾ってあげていた」

 っていう感じで、事実をそのまま伝える感じでした。でも、最近になると

 「○○さんの〜なところを尊敬します!」

 「○○さんの〜なところが素敵です!」

 「○○さんがいるからこのクラスは〜〜だよ!」

 っていう言葉を書いてくれる人が急増しました。それも、ぎっしりと。

 これ、成長してますよね??

 そして面白いのが、僕がよく使っている褒め言葉を使ってくれるようになった児童がいることです。

 「尊敬します!」

 「あなたがいるから!」

 「能力を人のために使っているね!」

 お互いの存在を認めること。リスペクトし合うこと。それは、アベンジャーズみたいなクラスを目指す私にとって、必要不可欠なことです。

 その第一歩として、これらの取り組みは、効果的に働いてくれたのかなーって思ってます!わかんないけど!


○終わりに


 課題、まだまだあります!でも長くなるので今回はここまでで!

 今回、学級経営の課題と成果を振り返っていたら、改めて自分がどんなことを願って学級経営をしているのかがわかってきました。

 それは、

 「自分を認められる人間に育ってほしい。他人を認められる人間に育ってほしい。」

 という願いです。こんなこと言うのも何ですけど、勉強ができる児童を育てることよりも、能力が高い児童を育てることよりも、よっぽどこっちの方が大事だと思ってしまいます。

 実は最近、自分の良いところ探しも初めています。すると、驚くほど書けない人が多い・・・。

 人の良いところはたくさん見つけられるのに、自分となると・・・って子があまりにも多い・・・。

 なので、次の私の課題としては自分の好きなところを語るのは何にも恥ずかしいことではないことを理解させること。

 そして、最終的には

 「自分はこんなことができるんだ。あなたは?
 あ!そんなことができるんだ!
 だったらさ、こういうこと一緒にやってみない!?
 面白いものができそうじゃない!?」

って感じの会話が聞けたらなーって思います。難しいですけどね笑笑

またまたよく分からない記事になりましたが、ここまで読んでくれてありがとうございました!!




 余談ですが、子どもに自分の良いところ探しをさせるときに、

 「先生は10秒で自分の良いところ10個言えるんだよ」

 って豪語してたんですが、この間、とうとう

 「じゃあ言ってみてください」

 って言われちゃいました。

 ぶっちゃけ言えないので、その場は流しましたが、次に言われたらやばいので考えとかなきゃですね笑



 

 


 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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