見出し画像

アベンジャーズのような学級を作りたい!〜先生になる直前note#3〜


○あいさつ&記事紹介


 

 おはようございます!いよいよ今日卒論を提出するT.Puです!

 さて(嬉)。

 私は4月から小学校教員になります。

 つまり、3ヶ月後には確実に教壇に立っているんです。

 しかし、今の私に心の準備はできているのでしょうか?自分に問いかけてみます。

 答えは・・・Noです。

 めちゃくちゃ楽しみな気持ちはあるのですが、シンプルに自分に先生としての仕事が務まるのか、先生としての能力がちゃんとあるのか、すごく心配です・・・。

 だからそんな心配を軽減するために、「先生になる直前note」と題しまして、自分の先生としての信念、どんな学級経営をしていきたいか、どのように子どもと向き合っていきたいのかを自分の中で整理するためのシリーズにしていきたいと思います。

 完全に利己的な理由です。この記事を読んでもみなさんが新たに得るものはないでしょう。

 それでもお付き合いしてくれる方がいれば、ぜひ読んでくれたら嬉しいです!あわよくば、ご意見などくれたらもっと嬉しいです!

 では、よろしくお願いします。

※⚠️なお、この記事はまだ現場のことを何も知らない甘ちゃんが書いたものです。なので、「こんなの現実的じゃない」とか「現場を知らないくせに」って絶対思うと思います。
 そう思った時は遠慮なく指摘してくれたらありがたいです。私のためにもなるので!
 生意気なことばかり書きますが、温かい目で見守ってくれたら幸いです。


○子どもにつけて欲しい力


 何よりも子どもに身につけて欲しい力があります。

 それは対話する力です。

 多様性がしきりに叫ばれる昨今、対話する力は絶対に必要な能力だと私は考えています。

 対話なくして、多様性が認められる社会は成立しないと思うからです。「多様性」を叫ぶだけでは、対立を多く生むだけの社会になってしまうでしょう。

 「多様性を叫ぶこと」、「みんなが対話する力を持っていること」この二つが揃って初めて、多様性が認められる社会が成立するのだと思います。

 だから私は、子どもたちが円滑に、そして幸せに、多様性のある社会を生きていくことができるようにするために、対話する力を身につけさせたいんです。

 一言で対話する力と言っても様々な要素があります。

 一つは自分の意見を持つ力

 一つは相手の背景を想像する力。

 一つは自分も、相手も大切にする力。

 一つは自分と違うことを当たり前だと認められる勇気

 一つは意見をまとめ、新たな意見を作り出す力

こんなところでしょうか。これらがなければ、お互いが感情をぶつけ合って喧嘩になるか、空気を読みあって何も解決しない「対話もどき」になってしまいます。

 非常に難しいことです。大人でも本当の意味での対話ができる人は少数でしょうし、ぶっちゃけ私もできるか怪しいところです。

 逆にこれらが実現できたなら、多様性を存分に活かせたなら、その学級はどんなクラスよりも大きなパワーを持ったスーパーチームになるでしょう。

 そう、某地球最強のヒーローチームのように!


○アベンジャーズのような学級


 皆さんはアベンジャーズを知っていますか?

 アベンジャーズは能力も性格も信念も背景も全く異なったヒーローが集まった、地球最強のチームです。

あべ

 信念も、強さも全然違うので時には衝突します。そりゃあ、同じチームの中に3000歳の神様弓矢がめちゃくちゃうまいおじさん(普通の人間)がいるようなチームですからね。価値観合わせるほうが難しいですよ。

 ですが、そんな彼らが多様性を発揮し、それを力に変えたときは・・・無敵です。完全に団結している状態で彼らが敗北したことは一度もありません。

 つまり、私が作りたい「アベンジャーズのような学級」というのは、

 多様性を存分に発揮し、それを大きな力に変えることのできる、最強の学級

 ってことになります。

 これを学級の最終目標とし、学級経営をしていきたいなって思います!!


 クッッッソ難しいと思いますけどね・・・。 


○具体的にどうするの?


 私の目的はあくまで対話する力を身につけさせることです。その手段として「アベンジャーズのような学級」を目指すという方法をとろうと思っています。

 対話する力が身についていない児童に、いきなり、

「君たちはアベンジャーズだから多様性を存分に発揮しろ!」

なんて言おうものなら、きっと学級崩壊します。私にニック・フューリーほどのマネジメント力はありません。あるわけありません。

 なので、段階を踏んでいきたいなって考えています。その段階が以下の通りです。

レベル1 「自分と他人は違って当たり前」ということに気づく
レベル2  主張をしつつ、相手の主張を聞くことができる(一対一)
レベル3  主張と相手の主張の妥協点を探ることができる(一対一)
レベル4  主張をしつつ、相手の主張を聞くことができる(集団)
レベル5        主張と相手の主張の妥協点を探ることができる(集団)
レベル6        みんなの意見から、新たな意見を創造することができる      

 これ、レベル1でも相当難しいですよ・・・。私も頭では分かっていても、いつの間にか忘れちゃってますからね・・・。

 ただ、もしレベル6までいけたら、それはもうアベンジャーズです。多様性が新たな何かを生み出す、それはすなわち新たなパワーを生み出したことに他なりません。

 

 私はこれらの段階を常に児童に提示しておき、必要な指導場面で引き合いに出そうと思っています。児童が喧嘩した時や、嫌な言葉遣いをした時です。

 また、何かを決めるときには安易に多数決に頼らず、みんなの意見を反映できないかを問い続けることも忘れないようにしたいと思います。

 相当難しいでしょうし、一歩間違えれば学級の収集がつかなくなります。だから、無理せず、レベル1だけでも達成できたらいいのかなって思います。それだけでも相当価値があることですから。

 こんな風にして少しずつ、アベンジャーズを目指せたらって思ってます!


○次回は・・・

 

 今回はどんな学級を目指すかを考えていきました!いかがだったでしょうか。

 もし、「こうしたほうがいいよ」とか「それは無理だろww」みたいな意見あったら遠慮なく教えてください!皆さんの経験が頼りです・・・。

 

 次回は「先輩の先生方とどのように関わっていきたいか」を考えていきたいと思います!次回も読んでくれたら嬉しいです。

 ここまで読んでくれてありがとうございました!

 


 

 



 

 

 


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?