若い人強すぎない??
大学生のころ、バイトしていて思っていたことです。
バイトは店長にわがまま言い放題でした。
直前になって「今日バイト入れません」
とかいうのは日常茶飯事でしたし。
そういう店長を見て、なんとなくですが「バイト強くね?」って思っていました。
そして現在。若い身としてやはり思います。
「若い人強くね?」
って。
上の人たちは、すごく気を遣って話してくれているような気がします。
パワハラにならないように、相手が傷つかないように、
「辞めないように」
「辞めないように」。
これに尽きるのかなって思います。
今、日本は明らかに労働者不足です。
どこもかしこも人材不足で、やっと回っているところも多いのではないのでしょうか?
学校現場もその一つです。
オマケに、今の若い人はすぐ辞めます笑笑
経営者側としては、やっとの思いで手に入れた若い人材に辞められたらたまったもんじゃありません。
そこまで育てる研修費などもバカになりません。
そういった研修を行い、お金をかけ、やっとこれから戦力として使えるようになると思ったら辞められる・・・これほど痛いことはあるでしょうか?
例えるなら、めちゃくちゃお金をかけて、なんなら赤字で大切に育てたピーマンが出荷直前に枯れちゃうようなもんです。
こんな状態だから、経営者側は若者を大切に大切に育てざるを得ません。
しかし、経営者側としては成果はこれまでと同じように出さなくてはなりません。だから、こう言います。「中間管理職、なんとかしろ」と。
中間管理職はそういった経営者の理想をクリアしつつ、わがまま放題の若手にめちゃくちゃ気をつかわなくてはいけない・・・。
ハードモードすぎます。
これ父との会話でわかったことなのですが、
父が僕くらいの頃は今と状況が全く逆だったそうです。
若手が多く、就職先が少ない。だから、経営者側が強く、若手が弱かった。
理不尽なことだらけだったと言います。
つまり、今の中間管理職になるような年齢の方々は
若い頃は上司にめちゃくちゃ気を遣い、今は若い人にめちゃくちゃ気を遣うという、すっごく頑張ってくれている世代なんです・・・。
僕は若者です。
そして、めちゃくちゃチヤホヤされている自覚もあります。
なんならそれに甘んじています。
そんな僕が言うのもなんですが、
若い人たちはこの事実を知った方が良いと思います。
いや、僕なんかが言うまでもなく気づいているのでしょうが。
この事実を知っているだけで、自然と上の世代への感謝が生まれますし、その結果自分が主張だけしていれば良いというわけではないことに気づきます。気づけば行動や言動も変わるはずです。
一世代前の上の人が強くて、下の人が弱いという風潮が正しいとは思いません。
なんなら、雇用主と社員が対等で、お互いの利害が合わなければ解雇or辞めるくらいの関係が良いと思っています。
そして、今まさに上の時代から下の時代への過渡期なんだと思います。
その過渡期の中心にいるのが、その擦り合わせを担ってくれているのが、50代前後の方々なんだと思います。
本当にありがとうございます。そして、わがままばっかり言ってごめんなさい・・・。
持論ですが、時代の転換期は極端になる傾向があると思います。
資本主義が間違っていると言う風潮が生まれ、社会主義(極端)が生まれた。そして、だんだんちょうど良い福祉国家的な国が生まれてきた。
振り子のように、まずは極端なところに振れ、徐々にちょうど良いところに落ち着いていくのだと思います。
そして今、まさに極端な時です。経営者側が強すぎた時代を全否定するかの如く、振り子は全開(雇用された側が強すぎる)に振れています。
だから、これからは少しずつちょうど良いところになっていくと思われます。多分。
そしてその頃の中間管理職は・・・
多分僕たちです。
なんてこったい。
良いのか?マジで。
もはや罪悪感あるんですけど・・・。
僕は自分が恵まれた世代であることを自覚して、上の世代の人達への感謝を忘れず生きていかないといけないなあと思いました。
書けば書くほど胡散臭くなりますね笑
でも、本当に感謝してますから!!
行動で示します!!
ここまで読んでくれて、ありがとうございました!!
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