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児童を叱る時の基準を決めちゃおう!〜先生になる直前note#2〜


○あいさつ&記事紹介&小話


 おはようございます!昨日子ども食堂で、生徒の発言に感銘を受けたT.Puです!

 さて(素晴)。

 記事紹介に入る前に、こども食堂であったちょっとした小話を・・・。

 ある中学生に、歴史の「新大陸発見」の内容を教えていたときの話です。私が、

 「当時の新大陸発見は、今で言うと第二の地球が発見された、くらいの驚きがあったんだろうね!」と言うと、

 「どーせ、第二の地球でもSDGsが必要になるんでしょ?」

ってその生徒が言ったんです。センスありすぎません?

 その子は勉強は得意ではないですが、こういった鋭い発言をよくするんです。

 先生になったら、勉強ができるだけではなくて、このような豊かな発想ができる子供も育てていきたいなって思いました!



 本題の記事紹介に移ります! 

 私は4月から小学校教員になります。

 つまり、3ヶ月後には確実に教壇に立っているんです。

 しかし、今の私に心の準備はできているのでしょうか?自分に問いかけてみます。

 答えは・・・Noです

 めちゃくちゃ楽しみな気持ちはあるのですが、シンプルに自分に先生としての仕事が務まるのか、先生としての能力がちゃんとあるのか、すごく心配です・・・。

 だからそんな心配を軽減するために、「先生になる直前note」と題しまして、自分の先生としての信念、どんな学級経営をしていきたいか、どのように子どもと向き合っていきたいのかを自分の中で整理するためのシリーズにしていきたいと思います。

 完全に利己的な理由です。この記事を読んでもみなさんが新たに得るものはないでしょう。

 それでもお付き合いしてくれる方がいれば、ぜひ読んでくれたら嬉しいです!あわよくば、ご意見などくれたらもっと嬉しいです!

 では、よろしくお願いします。

※⚠️なお、この記事はまだ現場のことを何も知らない甘ちゃんが書いたものです。なので、「こんなの現実的じゃない」とか「現場を知らないくせに」って絶対思うと思います。
 そう思った時は遠慮なく指摘してくれたらありがたいです。私のためにもなるので!
 生意気なことばかり書きますが、温かい目で見守ってくれたら幸いです。


○叱ること


 最近「褒める」教育が脚光を浴びています。言うまでもなく、褒めるってすごく大事なことだと思います。

 一方で私はこう思います。

 「褒めるのは誰でもできる。だからこそ、叱る力があるかどうかで教師としての力に差が出るのではないか」と。

 私は人を褒めるのが得意な一方、叱るのがすごく苦手です。いつも「自分が正しいとは限らないからなあ」って思ってしまいます。

例えば授業中に内職している子供に注意したとします。

すると、「この内容は塾でやっているから、聞く必要がない。周りにも迷惑かけてないし、いいじゃないか」

って言われると、「確かに」ってなっちゃうんですよ。

 そんな自分自身のため、自分が「叱る基準」っていうのを決めちゃいたいと思います!

 その際、「叱り」レベルを3段階に分けたいと思います。

 レベル3 『本気で怒るレベル』
 レベル2 『話し合うレベル』
 レベル1 『指摘するレベル』


 この3レベルに分けて、それぞれの具体的な場面を想定していきたいと思います!


ちなみに、皆さんは「怒る」と「叱る」は同じことだと思いますか?

それについて考察した記事が以下のものです。ぜひ、読んでみてください!


○レベル3 『本気で怒るレベル』


 絶対的に正しい行動、言動はない。

 これが私の根底にある考えです。だから、私は叱れないんです。

 しかし、そんな私にもこれだけは普遍的に正しいと信じている概念があります。

 それは「生命」、「自由」、「平等」です。(某アベンジャーズのリーダーみたいなこと言ってる(笑))

 なので、私は”これらの概念が著しく損なわれる時”を、叱りの最上級として位置付けます。

 レベル3の叱りをする具体的な場面は以下の通りです。

 ・自分の命を危険に晒す行為
 ・他人の命を危険に晒す行為
 ・命を蔑ろにするような言動
 ・他人を奴隷のように扱う言動、行動
 ・他人の尊厳を著しく奪う言動、行動

 こんな感じです(後々思いついたら追加します!)。

 

 ではこのような行為をした児童がいたら、どう指導するかを述べていきます。

 私は、

 児童の言い分は聞かずに、叱る。そしてその後フォローする

って感じの対応をしたいなって思います。

 レベル3の場面はどんな理由があっても許されないことだと思っているからです。

 だから、言い分は聞きません。その行為をしたこと自体を叱ろうと思います。

 そして、一通り叱った後のフォローはしっかりしようと思います。ここで言い分を聞き、再発しないよう、話し合いなり学級会なり開きたいと思います。


 これが私にとっての叱りレベル3の内容と対応です!



○レベル2 『話し合うレベル』


 レベル2は、”レベル3以外の誰かに迷惑をかける行為、言動”と位置付けます。

 具体的な事例は以下の通りです!

・授業を妨害する行為、言動
・先生の指示を聞かない
・係活動など、みんなのためにやるべきことを行わない

 これらの行為は確かに注意すべきかもしれませんが、あくまでも「先生が円滑にクラス運営するため」の注意という側面があります。言うなればこっちの都合とも言えるわけです。

 だからお互いが納得できるように、話し合う必要があると思うんです。

 

 では、こういうような事例に対してどう対応するかを述べていきます。

 例えば、授業中騒ぐ児童がいる場合。授業を止めてでもその子達と話し合う時間を作りたいです。

 そして、”学校は勉強するところである”ということを前提に、なぜ騒ぐのか、どうしたら騒がずに授業に参加できるかということを話し合います。

 このような話し合いをすることで、児童自身が作るのに関わった「約束事」が生まれます。そうしたら責任感を持って、「約束事」を守ってくれるようになるのではないでしょうか。


 多様性が叫ばれる現代では、こういった話し合いの機会はすごく大事だと思います。だから私は児童のちょっとした不満に向き合い、話し合いの機会をたくさんとっていきたいです。

 まあ、そんな時間ないのかもですけど・・・。


○ レベル1 『指摘するレベル』


 レベル1は”ルール違反だけど誰にも迷惑をかけない行為”だと位置付けます。

 具体的な事例は以下の通りです!

・宿題をやらない
・授業中に内職をしている
・授業中に寝る

 などです。

 これらは指摘するにとどめます。こればかりは、こちらがいくら注意しても、児童自身の納得が伴わなければなんの意味も無いからです。

 そして、それでも改善が見られなければレベル2の「話し合う段階」に移行します。

 同じように児童との間に「約束事」を作り、児童が責任を持ってルールが守れるようにしたいです。

 

○次回は・・・


 今回はどんな時に叱るか、自分の中ではっきりさせてみました。非現実的なところだらけだと思うので、もし「こうしたらいいよ」っていうのがあったら教えてくれたら嬉しいです!

 次回は「どんな学級にしたいか」を考えていきたいと思います!スローガン的な!

 ここまで読んでくれてありがとうございます!次回もよろしくお願いします!

 


 


 

 


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