先生のNG 思考!!
早く力が欲しい!!
この4ヶ月間、ずっと思い続けていたことです。
だからこの夏休みの間になんとかできないかと、本をいっぱい買って、少しでも力をつけようと試みました。
その結果・・・
頭ぐっちゃぐちゃになりました笑笑
「こうするといいよ!」「ああするといいよ!」って頭の中の偉人達が延々と話しかけてきて、
「うるさーーーーーい💢」
って叫びたくなります笑笑
僕は諦めました。全部取り入れるの。
というわけで、自分が夏休み明けから取り入れていくものを厳選します。
それにあたって、私は以下のような図を使って頭を整理してみました。(汚くてごめんなさい😭)
「やりたいこと・課題」という湖があります。その湖から川が流れていきます。川は途中で何度も枝分かれし、最終的に「子ども達」に届く本流は一本だけです。
そんな場面をイメージしてもらっていいでしょうか?
最初の分岐がNG思考です。NG思考には滝となって、深い奈落にさよならしてもらいます。
次の分岐が知識や実践に裏付けられていない、自己流アイデアです。これは・・・一旦貯水タンクに・・・・保存してていいですか?
え?奈落にさよならさせろって????
冗談ですよね??
最後の分岐は、今の自分には難しそうなものかつ、労力が大きいものです。
これは、今後の自分のために貯水タンクに大事に保存しておきます。
こうして残った本流は、少ない労力の割に、大きな効果が得られるであろうと予想される実践ということになります。
僕はそこを見極め、夏休み明けに活かしていけたらなって思います!
今回はその第一弾として、最初にさよならするべき、NG思考について書いていこうと思います!ではよろしくお願いします!
その1 自責思考
よく言われますよね。他責は良くないと。
全く同感です。良くないと思います。成長しませんもん。
でも、僕は他責なんてしませんし??
むしろ自責しすぎてしんどくなるし?
だから、私にとってのNG思考は「極端な自責」です。
具体的には
「完璧を求める」
「失敗ばかりと思う」
「先輩や本が絶対だと思う」
です。
「完璧を求める」。これ、無理ってわかっててもやっちゃうんですよね。
本にはこんなことが書かれていました。
「学級経営は勝たなくて良い。負けなければ良い」
と。「すごい学級」を目指すのではなく、「学級を悪い状態にしない」こと
を目指せば良いと。
そのためにしなくてはいけないことは実は多くなくて、「最後まで話を聞く」ということを徹底するだけでも全然違うと言います。
話を聞くって、「あなたを尊敬しているよ」っていうメッセージですもんね。自分も含めて、徹底できたらって思います。
「失敗ばかりと思う」。これもやっちゃいます。でも、学級経営はある意味失敗がスタンダードだと言います。
失敗し、修正し、失敗し、修正し、いつか正解に辿り着く。その営みこそが学級経営だと言っても過言ではないかもしれません。
学級経営は「仮説検証の場」なんです。失敗も「うまくいかない方法がわかった!」っていう成功だと捉えていきたいですねえ。
「先輩や本が絶対だと思う」。これにも・・・随分苦しめられました。どう考えても一年目の僕なんかより先輩達の方が正しいって思っちゃうんですよね。
でも、それは違くて、あくまでも「自分の頭で考える」ことが大事だと言います。自分の考えも、本で得た知識も、先輩や管理職のアドバイスもあくまで材料であって、それをどう使うかは結局自分が考えなくてはならないと。
なぜなら、担任である自分と学級に完璧にフィットするやり方なんて、誰も教えられるはずがないから。
冷静に考えてそうですよね。学級には担任も含めて30人以上の人間がいて、個性があります。全国中見渡したって、自分達に完璧にハマる方法なんてあるわけないですよね。
先輩に言われたことを脳死で行うのではなく、自分で考え続ける癖をつけていこうと思います。
その2 手段の目的化思考
これも良く言われることです。目的と手段を入れ替えてはいけないと。
でも、やっちゃうんですよね😭
考えた授業や取り組みが、最初は「子どもの成長のため」っていう手段だったのにも関わらず、それを遂行すること自体が目的になっていることがよくあります。
それが、一生懸命考えた取り組みなら尚更です。
でも、「これは子どもの成長につながらない」と感じたら「子どもの成長」という一番の目的に立ち返って、切り捨て、修正していく勇気が必要ですよね!
その3 安定・安パイ思考
「現状維持は後退である」。
変化の激しいこの時代。「今まではこれで大丈夫だったから、これからもこうしよう」という思考は、逆に自分を波瀾万丈のスリリングな世界へ連れて行ってくれると言います。
そうですよね。子ども達はこれからどんどん変わるでしょうし、学校に求められる役割もどんどん変わっていきます。
常に自分が変わり続ける姿勢を持っていないと、後々苦労するのは目に見えています。
って考えたら、「学校は○○なものだったから、〜〜すべき」っていう類のアドバイスは無視していいのかもしれませんね!考え続けなければ!
その4 子どもを見ずに、自分の理想ばかり見る
これ、僕が一番気をつけなくてはいけないことかもしれません。
自分の理想の児童像を見るばかり、目の前の子どもを見ようとしない。独りよがりの授業や学級経営をする。
ほんっとうに良くないです!僕これやってました。
「馬を水辺に連れていくことはできるが、水を飲ませることはできない」
でしたっけ??
子ども達もこの馬と同じです。最終的に成長したいと判断するのは子どもなのです。
子どもは自分達で成長する力を持ってます。
僕にできることは、理想的な生き方をしている人を、良いタイミングで情報として教える、自分自身が子ども達の理想となれるように振る舞う、それだけなんだと思います。
少なくとも、自分の理想を押し付けて、それ通りに行かない児童を叱責することではありません。
これまでの自分を反省して、自分の理想と対峙するのではなく、そこにいる子ども達と対峙していきます。
以上が、気をつけていかなくてはいけないなあと感じたNG思考です。
まずはこれをしないことが一番意識して、夏休み明けから頑張っていきますよーー!!
次の記事では、取り入れていきたい思考や実践を紹介していきたいと思います!!
ここまで読んでくれて、ありがとうございました!
以下は、今回参考にした本です!
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?