最高のアトラクション
世の中色々なアトラクションがあるけれど、僕はスプラッシュマウンテンが世界最高のアトラクションだと思ってる。スリルとファンタジーのバランス感、ゲストの体験と物語の一貫性や動機付け、どれをとっても完璧だから。
もっとライドの動きが面白かったり、もっと物語の楽しみが大きいものはあれど、ここまで各要素が調和されたアトラクションは他にないと思う。総合芸術としてNo.1だと思う。
だから、昨日このニュースを見た時は複雑な気持ちになった。ニュースを見てから調べたり「南部の唄」や「プリンセスと魔法のキス」を履修してみたけれど、問題がかなり根深いことくらいしか分かれなかった。この問題に対して語れるほどの理解は出来ていないし、生半可な理解で語っていいとも思っていない。だから、ただこのことだけを話したい。
スプラッシュマウンテンはいいぞ♪
前々から素晴らしいアトラクションだとは思っていたけれど、このツイートを見て、意図していたら気持ち悪いなと思うくらい天才なことを知った。
スプラッシュマウンテンで扱っているお話は「南部の唄」のアニメパート部分のみ、つまりおとぎ話のみなんだよね。スプラッシュマウンテンがなくなったら、近い将来その「おとぎ話」の体験や思い出を子供に語り継ぐおじさんが現れると。それすなわち、「南部の唄」の実写パートでリーマスおじさんがやっていたことそのままズバリなんです。「おとぎ話の世界(スプラッシュマウンテンでの体験)」を子供に語るという構図そのものが「南部の唄」の映画の構造そのものと一致しているんです!これすごくない?今までこのアトラクションを体験してきた何千何万というゲスト全員が映画のキャラクターと全く同じ体験をすることが可能なわけですよ。どれだけバズと宇宙を救ったり、ハリーポッターと箒で空を飛んでも出来ない「登場人物そのものと全く同じ体験をする」ということが、(映画の構造の特殊性もあって)このアトラクションならやすやす出来てしまう。もし、このことを念頭に入れて、アニメパートのみを題材にして設計したならば、天才以外の何者でもないと思う。どれだけ映画が封印されようと「スプラッシュマウンテンが存在した」という事実だけで映画の世界を具現化してしまっている。
やっぱりスプラッシュマウンテンは最高だ。恐ろしいほど良く出来ていて、愉快で楽しい最高の体験ができる。僕はこのアトラクションが大好きだ。
↓以前、僕がスプラッシュマウンテンについて書いた記事です。
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