見出し画像

新たな担当医との出会いと手術まで

すみませんちょっとサボっている間に年が開けてしまいました、、皆さん明けましておめでとうございます。少しの見てくれてる方達本当に私の自己満足の備忘録をご覧になって下さってありがとうございます笑

さて研修医先生に言われた通り、結果を聞きに行った1週間後に旦那と母親を連れて再度病院へ。(この1週間の間に病院から連絡があり追加でPET検査を受けて欲しいとの事で一度行っています)多分待合室で待っている患者さんは誰もが母親の付き添いに来た若夫婦という目で私達夫婦を見ていました( ・∇・)呼ばれて中に入ると今までの研修医先生+初めて会う先生。???また別の上司の先生かな?何て思っていたら

「初めまして。耳鼻科頭頸部のSです。手術の担当をしますよろしくお願いします。」見た目40代後半で小綺麗でダンディなおじさまという感じ。ワイシャツにネクタイ、靴はとんがった革靴d( ̄  ̄)まさにお医者様。私の舌がんという部位は耳鼻科の中でも頭頸部という少し特化した科の先生が担当するようで、流石に研修医先生では手術が出来ないので偉い先生が出てきましたという感じ。

「順番にご説明をします。まず転移は検査でない事がわかりました。なので舌の部分切除術を行います。見える所だと5ミリ位の範囲なのですが手術中に切り取った細胞を迅速病理検査に出しリンパに転移があれば頸部郭清術と言って首のリンパも一緒に切り取る手術が追加になります。部分切除なのですが舌の先端を取り残しがないよう、少し大きめに切り取る必要があるので形は変形します。実際には縦3センチ横3センチ位切除予定です。切り取った所には人工で作ったノリのような物があるのですが、術後の治りを考えて切り取った舌は縫い合わせます。手術時間は3時間前後です。頚部郭清術を行った場合6時間位になると思います」

いやいや裁縫のような手順を簡単にお話されていますが先生私めちゃくちゃビビってます。はい。。。切ります縫います。ましてリンパに検査で転移があれば首まで切ります。私想像力豊かになりすぎて手術受けたくなくなりました。。はい。。。⇦先生が一通り説明された後に感じたことです笑

ただ、もうここまで来たらいらない物は是非是非取って頂きたいですと先生にお願いをしました。説明を受けたのが8月下旬。。先生は若い事。進行が早い癌なのでと1週間後に他の手術の方の予定をずらして手術をしていただける事になりました。そこからはもうバタバタ、、しばらく話が出来ないので仕事のお客様に1ヶ月お休みを頂くと急遽ご連絡。ただ病気というと皆さん心配してくれてしまうので、急遽少し遠くで勉強をするという設定。皆さんびっくりされていましたが話が辿々しく暫くは流石に普通には話が出来ないので、、、泣く泣く、人生で初めての1ヶ月の休暇に入りました。家族は意外にも普通に接してくれて逆にそれが良かったです。

手術日の前日に入院。翌日9時から手術という流れ。いざ入院個室に入るお金がもったいなかったので4人部屋。ガンになる半年前に旦那の年齢も心配でお守りとして入ったがん保険本当に助かりました。治療はがん保険のおりた分で足りました。

皆さんがん保険や医療保険加入していますか?本当に自分が病気になって思った事入ってて良かったその一言です。毎月毎月の支払いが本当に何度もったいないから辞めようかと思ったか、、本当に皆さん貯金しているつもりでぜひ検討してみて下さい。なんか私保険レディーみたいになってますが笑

さて手術当日。前日さすがに緊張で眠れず、、なんたって手術は下半身麻酔で盲腸しか受けた事がない。。当日は白い血栓予防の靴下をはきました。何故かその足の裏に自分の名前をマジックで書いて下さいと言われました。患者さんの間違えがないようにですと。いやいや私と間違えて舌を切られてしまう人がいたらそりゃ大騒ぎになるからせっせっと記入しました。準備ができて手術の人はナースステーションの前に集合がかかっていて、手術室から呼ばれたら行くという感じ。いよいよ「〇〇さーん行きましょうか!」私より先に返事をした主人「はーい!」おいおいお前さんが返事してどうするんだよと心の中でツッコミながら向かいました。エレベーターの前まで家族を一緒に行けるという事で家族みんなで「頑張ってねー!!!」頑張って頂くのも先生だと突っ込んだのは内緒笑

流石大学病院の手術室。テレビで見たまんまな感じ。私は一番奥の手術室でした。名前と今日どこを手術をするのか聞かれてから入室。緊張で暑くないのに汗だく。。。。心電図や注射をされて本当にあっという間に寝ていました。。。。

手術後に続く、、、


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?