一般社団法人 数理暦学協会

イノベーターたちの運命学 東洋哲理理論を、ビジネスに取り入れて発信している団体です。陰陽五行理論ロジカルシンキングで考察し、中国主導のグローバル経済のもとで、新たなビジョンを提案できる東洋哲理コンサルタント養成講座を開催中。 https//surirekigaku.com

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    荀子×運命学③ 異業種交流会で上手くいく相手

    今回は、荀子巻第二 不苟篇第三を抜粋する。 不苟伝は、 成功者(君子)の心得伝だ第三篇、不苟伝は 荀子の君子像について書かれてある。 荀子は李斯、韓非子の師匠であるが、法家ではない。 彼はあくまでも儒家である。 そのため、荀子の考える君子は、 弟子たちが考えた法家の君子像とは違い、 人間的な君子である。 君子の反意語は小人(凡人)であるが、 君子と小人の違いは、生まれや才能、能力の差ではない。 それでは何が違うのかみていこう。 君子の特徴とは何か 君子の特徴を、荀子

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      • 荀子×運命学② 帝王学の始

        第2回目は、 荀子の人生を辿りながら、 荀子が伝えたかった事に迫ってみたい。 荀子の人生荀子は諸子百家の中ではめずらしく、貴族の出身。 貴族(卿)ということで、「荀卿」とも呼ばれていた。 名は「況」。周王室にゆかりのある趙の出身だ。 旬子の記録は、 司馬遷「史記」の「孟子荀卿列伝」に記載されている。 この書には、性善説の孟子を始め、陰陽五行説を説いた陰陽家の始祖、鄒衍、博愛主義を説いた墨子などの伝記も掲載されている「諸子百家名鑑」のような篇である。 それによると、荀子

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        • 荀子×運命学① 『学問のすゝめ』

          中国思想愛好者に、 「荀子」を読んだことがある? と聞くと、 「あれは性悪説だからね」と、 スルーされてしまう事が多い。 人は誰も、「自分は善人」だと思い込みたい。 故に、「性善説」の孟子は人気だが、 荀子は歴史的にも排斥され続けてきた。 そのため、解釈本も極めて少なく限られている。 「性悪説」を唱えた荀子とは一体誰か? 彼は孔子の弟子か、儒家なのか。 荀子は、孟子と同じく孔子の弟子で、 儒家である。 時代的には、 秦の始皇帝の補佐をした李斯が、 荀子の弟子であったこ

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          • 老子と学ぶ人間学⑫最終回 無用の用

            「老子と学ぶ人間学」最終稿は、 老子の言葉で、私が最も好きな言葉 「無用の用」。 道教・儒教・仏教の中国三大哲理の中で、 最も古く、最もシンプルな哲理、 それこそが道教だ。 道教とは、自然発生的民族哲理であり、 経典もなければ、教祖もない。 後から誕生した儒教・仏教に対抗するため、 リクルートしたのが老子。 つまり、老子は道教の祖ではなく、 道教成立以降、道教の祖に ヘッドハンティングされた人物だ。 このとってもいい加減さも、 道教は面白い。 その老子の書いた道徳

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            • 老子と学ぶ人間学⑪老子と孫子の「戦わずして勝つ方法」

              1.なぜ経営者は孫子の兵法が好きなのか。孫子の兵法とは、 紀元前500年頃、孫武を原作者とし、 後継者により編纂されて成立した軍略本。 戦い方のマニュアル本だ。 そんな兵法書が登場する前は、 どう戦っていたかというと、 天運に身を委ねた部分が強かった。 いわゆる神頼み。 勝利の幸運が舞い込むようにと、 生贄を捧げたり、 相手を呪い殺そうとしたり、 天まかせ、運まかせ。 それから、圧倒的な軍勢で押しまくるという、 力づくの戦い方だった。 そんな時代に登場した孫子は、 どう

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              • 壬寅 2022年 暦学で時代を読む

                2022年は、壬寅年。 だが、この一文自体に、語弊がある。 西洋暦(新暦)=東洋暦(旧暦)ではないため、 正確にいうと、 2022年2月4日から寅年であり、 現時点では、まだ丑年だ。 今年は北北西に向けて、恵方巻を 食べる時から、寅年はスタートする。 寅と虎年賀状には虎の絵が描かれ、 新年を祝っていたが、 寅と虎は同じものなのか。 十二支とは、時間の経過を測る序数で、 植物の発育を模して名づけられている。 子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥 種子から芽を出し、生育し、 枯れ

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                • 老子と学ぶ人間学⑩老子を学べ!Z世代

                  1990年後半~2000年代生まれの人達を、 Z世代という。 年齢でいえば、10代~25歳前後。 ノキアの電話機能付きPDA端末機で スマホの歴史が始まったのが、1996年 ジョブズのiPhoneが2007年。 Android機が登場したのが2008年。 つまり、スマホの誕生と共に誕生し、 成長したのが、Z世代。 価値観確立に惑うZ世代Z世代の世界はスマホの中だ。 遊び場も、学びの場も、友達も、 リアルな空間とバーチャル空間 両方に住んでいる両生類。 過剰情報の中で

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                  • 老子と学ぶ人間学⑨武士道と起業家エコシステム

                    私の若い頃から、 マーケティングというと、コトラー。 コトラーの提唱した顧客至上主義が ビジネスの基本になっている。 1.顧客至上主義と環境問題 顧客満足度、顧客第一主義、 マーケティングの王道は、 他社よりいかにして 顧客ニーズを満たすことができるのか。 顧客の欲望が増大するに従い、 いかに他社に先駆けて、 その欲望を満たす事が出来るのか。 顧客がもっともっとと望めば、 際限なく、果てしなく満たしていく。 欲望を満たす企業こそが、 顧客を大切にした企業であるとされ、

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                    • 老子と学ぶ人間学⑧ビジネス三元論

                      老子の考えをビジネスに転換考察してみよう。 老子だったら今の時代どうコンサルするか。 東洋哲理コンサルタント思考の練習だ。 より深く知りたい方は、 老子と学ぶ人間学①~⑦を参照下さい。 1.東洋古典基本理念東洋哲理の三大思想家とは、 老子・孔子・釈迦。 その中で一番古い時代の人物は、 老子である。 故に、老子の基本概念が、 東洋思想の基本理念といっても良いだろう。 東洋哲理の基本理念とは、 一元・二元・三元論。 「陰陽和して合となす。」 この言葉に集約する。 一

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                      • 老子と学ぶ人間学⑦老子とSDGs

                        成功は達成より、維持する方が難しい。 運もアイデアも商材も、 期間限定と自覚して、 調子に乗らず、謙虚な態度に徹し、 タイミングと欲望をコントロールすることが、 成功維持の条件だ。 1.老子の無為自然老子といえば、無為自然。 無欲を提唱しているように思うかもしれないが、 そうではない。 老子のいう「無欲」とは、 キリスト教的な欲望を罪悪視し それを罰する「禁欲的」なものではなく、 自己と宇宙(環境)を一元として考える 自立的な考え方だ。 欧州主導のSDGsは、極めてキ

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                        • 老子と学ぶ人間学⑥幸運不運と天中殺

                          1.作用反作用の法則物理には、作用反作用という運動法則がある。 作用があれば、かならず反作用が生じ、 その大きさは等しく、動きの方向は反対である。   そして、作用と反作用は同じ物体に、 同時に働くことはない。 これと同じく、 物事はプラスがあれば必ずマイナスがある。 これが陰陽理論の基礎だ。 運も同じく、幸運と不運があり、 幸運が大きければ、不運も大きく、 不運が大きければ、幸運も大きい。 この二つが同時進行することはない。 この自然摂理を知っている者を 老子は

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                          • 老子と学ぶ人間学⑤老子的インキュベーター

                            1.老子的理想国家国が中央集権体制を強くすればする程、 官庁や役人の数が増え、税負担は多くなる。 産業も首都圏に集中し、 人口は都市に片寄り、地方は過疎化する。 そんな過密になった都市に住む人々は、 高い住居費や物価や疫病に苦しみ、 更に生活は苦しくなるという悪循環…。 その全ての元凶は、 「為政者が余計な事をやりすぎるからだ。」と老子はいう。 道徳経 第七十五章 民の飢うるは、其上の税を食むことの多きを以てなり。是を以て飢う。 民の治め難きは、其上の為すこと有るを以てな

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                            • 老子と学ぶ人間学④ニッポンを元気にする方法

                              1.老子的ニッポンを元気にする方法ニッポンを元気にするには、どうすれば良いのか。 老子的「元気になる方法」とは、 「元気を無駄遣いしないこと」 営魄を載せ、一を抱きて、能く離れること無からん乎。(道徳経 第十章) この先どうすれば良いのか、方向性に迷う人は、 まずは、基本である自然原理に戻ろう。 自然の法則と一体になって生きていく事を意識すれば、 方向性は自然に見えてくるよ。(山脇超訳) 地球 そして大自然のエネルギーは莫大だ。 その大なるエネルギーに抗おうと、 人間

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                              • 老子と学ぶ人間学③ポストモダニズム老子時代

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                                • 老子と学ぶ人間学② なぜ日本は意思決定が遅いのか。

                                  老子の説いた「道」は、 孔子の述べている「道」とは概念が違う。 老子の伝える「道」は、 視覚的にも聴覚的にも触覚的にも 捉えることが出来ない、微妙な世界だ。 1.老子の道とは何か。道徳経第十四章これを視れども見えず、名づけて夷(い)という。 これを聴けども聞こえず、名づけて希(き)という。 これを搏うるも得ず、名づけて微(び)という。 (道徳経第14章) 老子の「道」は、曖昧で微妙なものであり、 言葉にすることが出来ない 孔子のように、「善」「義」と 言葉で説明できれ

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                                  • 老子と学ぶ人間学① 現代若者考

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