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小説『妄想アマガエル日記』

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豊田ホタルの里ミュージアムの敷地内に住む小さなアマガエルの日々を妄想して記した日記
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2024年1月の記事一覧

妄想アマガエル日記(50)-1月29日(月)晴れ

小太郎がポツリ、ポツリと話し始めた。 「大きな岩の上に登った時は雨が降っていたんだ。だか…

妄想アマガエル日記(49)名探偵 与助編-1月28日(日)曇り

俺の名は与助。全身青色をしたアマガエルだ。 これまで、多くの難事件を解決に導いてきた。あ…

妄想アマガエル日記(48)ヌマガエル小太郎編-1月27日(土)晴れ

遡ること1時間と少し前------------------- 「小太郎~~。小太郎~~。ちょっと出て来てくれ…

妄想アマガエル日記(47)-1月18日(木)雨

カッチョイイーーーー!!! 八助と七助と六助が大きなカエルを下から見上げて心の中で思った…

妄想アマガエル日記(46)-1月14日(日)晴れ

「えっ!!」 銀次郎と与助が光が当たって暗闇から浮かび上がった3匹のトノサマガエルを見て同…

妄想アマガエル日記(45)-1月8日(月)晴れ

「目が6個あるよ!!!あれは、、、地底蛙だ~~。」 銀次郎が叫んた。 そして、与助もそう思…

妄想アマガエル日記(44)-1月7日(日)曇り

「まったく、、、なんでついて来るんだよ~」 与助がずっとついて来る銀次郎を振り返りながら言った。 「だって、、、与助が地底蛙なんで怖い話しをするから仕方ないじゃないか。。。」 「いやいや、、、だから、あれは嘘だって言ったろ?あんな生き物がいるわけないじゃないか!変な嘘ついてほんとごめんって。。。昨晩も謝ったろ。。。」 与助が申し訳なさそうに言った。そして、昨晩、嘘をついたことを後悔していた。 結局、昨晩は銀次郎に掴まれて自分の部屋に戻ることができなくなってしまったが、銀次