アメリカ横断33日目自由の女神


2023.07.07 アメリカ横断33日目。ニューヨークを代表する世界遺産、自由の女神に再びやって来たのも、ニューヨークと言って連想されるのは、やっぱり自由の女神だろ、ローマならトレビの泉より真実の口で、日本と言えば、清水寺よりも雷門だね。そのものを見れば一発でどこと答えられる名所は、絶対に外せない観光地であった。


2018年に一度訪問しているが、再び自由の女神にやって来たが、自由の女神と言っているが、正式名はStatue of Libertyと言い、直訳すれば「自由の像」でフランスの象徴でもあるマリアンヌ像であることから自由の女神と呼ばれている。


自由の女神がニューヨークにやって来たのは、137年前の1886年で、奴隷制を廃し自由と民主主義を打ち立てようとしていたアメリカの姿勢にフランス側が感銘を受け、フランスにおける民主主義の誕生への願いも込めてモニュメントを寄贈されたもので、独立運動を支援するフランス人の募金によって建てられていた。


リバティ島に行くフェリーはマンハッタン南端、バッテリーパークから毎日午前9時から午後3時半までで1時間に2本出航しているが、季節や時間によってはかなり混雑するので、予約をした方がいい。


そして今回も、前回同様クラウン部分の展望台に昇る予約をしていた。


クラウンまで登れることを知らない人が多いのもあるが、とにかく少人数なので予約は取りづらく、日程が決まったら早めに予約を入れよう。


ただし急階段であがることになるのでかなり過酷拝観となり、体力に自信の無い方にはオススメしません。


朝10時のこの時間も沢山の観光客が押し寄せていた。


高さ8.05m、重さ225トンで、設計はエッフェル塔の設計にも携わったギュスターブ・エッフェル。


像のデザインはウジェーヌ・ドラクロワの絵『民衆を導く自由の女神』とマリアンヌをモデルにしたものがこの絵であった。


像は、1884年にパリで仮組み完成され、その後214個に分解され、フランスの輸送船でアメリカに運ばれて来た。


さあクラウン部分の展望台に昇っていこう。



急な螺旋階段をどんどん登っていき、最終地点からは、右手に松明、左手にアメリカ合衆国の独立記念日である「1776年7月4日」とフランス革命勃発(バスティーユ襲撃)の日である「1789年7月14日」と書かれた銘板を見ることが出来ます。


更に女神の左足は、一歩踏み出し、足元には引きちぎられた鎖と足かせがあり、これを女神が踏つけ、全ての弾圧、抑圧からの解放と、人類は皆自由で平等であることを象徴であった。


女神がかぶっている冠には7つの突起があり、7つの大陸と7つの海に「世界に自由が広まる」という意味と言われている。


二度目の訪問で初回ほどの感動は無かったが、それでもやっぱりニューヨークへ来たのなら立ち寄っておきたい場所であった。


次回があるとしたら2019年にオープンした『自由の女神ミュージアム』を見学したいな。今回寄り忘れていた。


再びバッテリーパークに着岸すると沢山の上船待ち客の姿に驚いた。

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