イエローストーン国立公園 ウエスト・サム


2023.06.19
アメリカ横断16日目。今回のアメリカ横断旅行、第1章はルート66を使い、シカゴにあるルート66の起点を目指し、途中では国立公園群を巡るため、一時離脱があるがこの国立公園巡りが第2章で、そして第3章は、シカゴからカナダに越境、ナイアガラの滝、ワシントンDC、ニューヨーク、ボストンまでの行程で、いよいよルート66から一端離れ第2章国立公園巡りが始まっていた。

今回のアメリカ横断旅行、最大の目的地である「イエローストーン国立公園」に辿り着いた。地図


世界で最初に自然遺産に登録されたアメリカの「イエローストーン国立公園」。


アウトドア好きだけでなく、迫力ある自然美を目的に毎年400万人以上が訪れる世界屈指の観光地です。


下調べでイエローストーンの歩き方を勉強していた。 
★早朝にオールド・フェイスフル・ビジターセンターに行き噴出時刻を確認しオールド・フェイスフル間欠泉を見学する。グランド・プリズマティック・スプリング、ノリスカイザー、ローワーカイザー、マンモスホットスプリングス、ウエストサムと朝早くから巡ると効率が良い。レイクビレッジ周辺では野生動物と多く遭遇できる。グランド・プリスマティックスの駐車場は狭く日中は大渋滞を引き起こしている為、早朝に行くのがベスト。グランド・プリスマティックスは世界一の温泉湖で近くから見るより、展望台から眺める方が綺麗な写真が撮れる。そこへの道は、「グランド・プリスマティック・スプリング・オーバールック・トレイル」と言われるトレイルは、往復2キロ弱。片道30分ほどで行くことができます。キャニン・ビレッジの「ブリンク・ローワー・フォール・トレイル」を使いローワー滝を見に行く。この渓谷の山肌が黄色い為に「イエローストーン」と言う地名になった。


まず、最初に訪れたのは、イエローストーン国立公園の最南端である「ウエスト・サム」エリア。地図


本来ならビジターセンターに行くのが基本であるが、ここではイエローストーン国立公園を北上するコースを取る為、まずこのエリアを見ておきたかった。ここは標高2357mあるイエローストーン レイク湖畔でこの時間小雨が降っていて超寒い! 


湖は噴火口に水が溜まってできたカルデラ湖で、最大深度約120 mもあるそうで、真冬になると温泉エリアを除き大部分が氷に覆われてしまうそうです。


おお!早速湯煙が上がっているじゃないか!胸の鼓動が高まるのが自分でも解った。ここでは、駐車場から円を描くようなループトレイルになっていて決して木道から外れてはいけない決まりがあった。


ここは、サムペイント ポット、熱いのかな?ウエスト・サムで見ておきたいポイントは、アビースプールとブラックプールだね。アビースとは、底知れない割れ目という意味を持つプールで、ここイエローストンの中で最も深いプールであった。ここはブラックプールで、1991年突如水温が上昇し始めると美しいコバルトブルーの温泉になったというが、以前は水温が低く深緑色をしていた為「ブラックプール」と名付けられていた。それにしても湧き出した温泉が湖に流れ去っていく。


何と勿体ない話しだ、湯がたっぷりあるのだから入浴施設の一つや二つあってもいいと思うが、残念ながら一つも無かったが、川縁に湧き出す湯があり、そこでは唯一野湯ができます。やはりオールド・フェイスフルを早く見たくなり、早々と切り上げてしまった。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?