アメリカ横断36日目パークストリート教会とグラナリー墓地


ボストン市中心部に位置する公園「ボストンコモン」から、市北東部のチャールズタウンにある「バンカーヒル記念塔」へ。全長およそ4kmに渡って続く「フリーダムトレイル」は、ボストンの歴史を楽しむ上で欠かせない楽しみのひとつです。今から半世紀以上前に地元出身のジャーナリスト、ウィリアム・スコフィールド氏によって考案されたこのトレイルには、アメリカ独立にまつわる16カ所の歴史的な名所が点在。ルート上には赤い線が描かれており、はじめてボストンを訪れる人でも、迷うことなく半日ほどで史跡をめぐることができるのです。


次へ行こう、ここはパークストリート教会で、1829年の独立記念日にウィリアム・ロイド・ギャリソンがアメリカ初の奴隷制度反対演説を行った場所として知られている。



白い8角形の塔が印象的なこの教会は、1809年に完成、1812年の米英戦争時には弾薬庫として使われ、1831年の独立記念日には、サミュエル・スミスが、ここで初めて「アメリカ」を歌った。


パーク・ストリート教会に隣接しているのが、グラナリー墓地で、独立戦争の英雄やボストンの名士たちが眠る墓地で、ボストン茶会事件のきっかけを作ったサミュエル・アダムスやレキシントンの戦いで名を馳せたポール・リビア、コモンウェルスの初代知事となったジョン・ハンコックなどが眠っていて、フリーダムトレイルの3番目のスポットでもあるため観光客も多く、特に美しい外観をバックに記念撮影をする観光客も多い。


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