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デビルスタワー 未知との遭遇ロケ地 サウスダコタ州


2023.06.22
アメリカ横断19日目。今回のアメリカ横断旅行、第1章はルート66を使い、シカゴにあるルート66の起点を目指し、途中では国立公園群を巡るため、一時離脱があるがこの国立公園巡りが第2章で、そして第3章は、シカゴからカナダに越境、ナイアガラの滝、ワシントンDC、ニューヨーク、ボストンまでの行程であった、第2章国立公園巡りも終え、再びルート66が通過するミズーリ州までの移動が始まり、通過州も10番目のサウスダコタ州に入っていた。


アメリカ北西部、サウスダコタ州に近いワイオミング州の北東に広がる大平原に突然現れる巨大な岩山「デビルズタワー」を初めて肉眼で見るがやはり異様な出で立ちだね。


やはりなんと言ってもここを有名にさせたのは1977年公開の、S・スピルバーグ監督によるSF映画『未知との遭遇』で、宇宙人の乗ったUFOの着陸場所という設定で登場していて未だに記憶が残っている人も多いはず、それだけ地球上で例を見ないような形のデビルスタワーは、約6千万年前に溶融したマグマが地下で冷やされ何百年という歳月をかけて露出したたもので、1906年にはセオドール・ルーズベルト大統領によって世界最初の国立モニュメントに指定されています。


ラピッドシティからは約180㎞、入園ゲートは一つしかないので、この日も駐車場に入る車で長い間待たされた。


入園料はアメリカ国立公園パスを持っていたので支払うことは無かったですが、通常、車1台25ドル掛かります。


海抜約1295mの地に立つ、高さ265mのデビルズタワーを構成している柱状の岩は、大きなもので直径2.5mほどあるのだとか。さすがにこの柱状岩石をよじ登りたいがザイルなどの道具を持っていないので、一番人気の約4.5㎞のRedBeds Trailを歩くことにした。


50分ほどかけてデビルズタワーの麓を一周するコースでアスファルトで舗装されたトレイル沿いには、岩山の成り立ちや周辺の自然についての解説板がいくつか設置され、楽しみながらデビルズタワーについて学べます。


デビルズタワーはロッククライマー憧れのスポットで、世界中から年間5千人を超えるクライマーたちがこの岩山に登頂し、頂上までは220以上のルートが確立されています。


登ってみたい方は、登坂前にビジターセンターに届け出て、許可をもらっておけばOKです。


”デビルズタワー”と言う名は1875年に付けられたものですが、先住民の間では、柱状の割れ目はクマがひっかいた爪の跡とされており、「ベアロッジビュート=Bear Lodge Butte」などと呼ばれています。


帰る際もいまだ入場待ちの長い列が出来ていた

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