アメリカ横断6日目。 Kelso Depot Visitor Center

2023.06.09
アメリカ横断6日目。今回のアメリカ横断旅行は、第1章はルート66を使い
、シカゴにあるルート66の起点を目指し、途中では、国立公園群を巡るため、離脱があるがこの国立公園巡りが第2章、そして第3章は、シカゴから、カナダに越境、ナイアガラの滝、ワシントンDC、ニューヨーク、ボストンまでの行程である。


ルート66号線を辿る旅だが、工事中で迂回させられた道は、スマホ電波が届かない道であったため、自分がどこを走っているのか解らなくなりとても不安な時間を過ごしていた。走ってきた道は、Kelbaker Rdでずっと沙漠の中を彷徨っていた、すると線路が現れ駅らしい建物で小休止することにした。


ここは、Kelso Depot Visitor Centerの施設であったが休業中らしい。この施設は、1924年当初は鉄道駅としてオープンしていたが、その後駅の役割を終えケルソーデポは改装され、2005年にモハベ国立保護区のビジターセンターとして再オープンしていた。


この建物の本来の目的は蒸気機関車の格納庫であったが、時代は、馬力の高いディーゼル電気機関車の登場により、この施設も使われなくなっていった。


1964年ケルソーヘの旅客列車運行停止となったが、職員用の食堂部門は1985年まで続けられたが、これ以降駅としての役割を終えていた。


改修中の現在では内覧は出来ないが、当時の切符売り場などが今も残っているらしい。


現在も一日数本の貨物列車が通過するという。この建物は、2000年に国家歴史登録材に指定されていた。


このような特徴ある建物をもっとPRして観光客を呼べるものにしてほしいものだ。


そして残念なのは、転車台が残されていないことでもあった。転車台が残されていれば車両基地としてもっと解りやすかったのに。


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