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第14回 行きたかった町、徳島県神山町へ|トロントの多様性をクリエイティブに楽しむ

久しぶりに日本の夏を経験するかもと意気込んで迎えた8月でしたが、今年の夏は雨も多く、気温もそこまで上がらずでとても過ごしやすい夏でした。あっという間に8月も過ぎ、9月を迎えた初旬に以前から気になっていた徳島県神山町へ。

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 神山町は、徳島市内から車で走ること約40分の場所にあり、人口6,300人ほどの小さな町です。この山間にある小さな町が、世界からアーティストが集まるアーティスト・イン・レジデンスの場として、日本(特に東京)からはサテライトオフィスの場として、注目を浴びています。

 といっても私もこの街を記事で知ったのは約5年以上も前。当時はカナダに住んでいたので行きたくても行けなかったのですが、念願叶ってこの度やっと行くことが出来ました。神山町の魅力は、壮大な自然はもちろんのこと、無農薬で新鮮な野菜を街で育て、町の中では天然温泉も楽しむことが出来ます。

 また上記事例の様に街に新しい風が入り込みやすい環境のことから、クリエイティブな人材が集まり、中心街では洗練されたお店がいくつも軒を連ね、滞在中は自然の恵みと温かく迎えていただく人々にただ感動しました。

 神山町の情報はウェブサイトや書籍でも多く掲載されているので、ぜひ興味のある方は読んでみてください。

 この街はアーティスト・イン・レジデンスやサテライトオフィスの先進的な場所として紹介されていますが、主たる案件は自主的に街の人のサポートでプロジェクトが継続され、今もまだ発展している街なのだと思いました。

 「地方創生」というキーワードでアートイベントなどの招致も地方では盛り上がりを見せていますが、作品の展示よりも街の滞在にフォーカスを置くモデルケースは大変勉強になりました。

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