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第26回 生まれた街への 想い|トロントの多様性をクリエイティブに楽しむ

 ここ最近は仕事で横浜に行く機会が多く、昔お世話になった先輩やお店に訪れる機会があります。

 横浜・みなとみらいの街並みは数えられないくらい見ており目に焼き付いていますが、華やかでメインストリームなみなとみらいから、桜木町駅を挟んですぐ反対側に広がるディープな野毛との対比は横浜ならではの風景だなと行くたびに思います。

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 私は生まれも育ちも横浜で、カナダに行くまでの26年間は横浜に住んでおりました。横浜で繋がりが深くなったのは、2011年の東日本大震災がキッカケで、もともと横浜を拠点にイベント(DJなどの音楽イベント)は行っていたのですが、「日本・横浜を元気に」をキーワードに、以前の繋がりだけでなく、様々なジャンルの方々や飲食店などを巻き込み自主復興イベントを開催しておりました。その様なイベントを通じて繋がった仲間は多く、10年近く経った今も大切なご縁で繋がっています。そんな横浜を離れてしばらくとなりましたが、地元を愛する想いは引き続きあります。今は東京という大きな都市で勝負をしていますが、この先の未来で生まれ育った横浜のために何かやってやりたいな(決して上から目線で無く、新たな挑戦という意味で)という強い気持ちは自分にあります。今横浜は来年の東京オリンピック(予定)に向けてはもちろん、今後IRの招致先としてもさらに盛り上がりを見せていく気配を感じます。

 そして、最近は新しい出会いが横浜で芽生えて来ております。(出会う場所は大体先輩に連れて行かれる飲み屋街の野毛なのですが)その出会いというのが、新しいコミュニティーになります。東京や海外で挑戦した人たちが、住まいや事業拠点を横浜に移し、地元のフックアップ含め横浜市などと関連事業に関わり、街をネクストステップに持っていこうという熱で最高にイケてるコミュニティーが出来上がって来ているのを感じました(これは完全に個人の感想です。笑)。まだまだ発展途上でもあるこの街で、私も何かその一旦を担えるように引き続き精進して参ります。

2011.09.30:ヨコハマ経済新聞の記事です。


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