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踏み台にされてしまった愛しき者たちへ

一過性の騒ぎ立てられた熱は
無情にも雑音に攫われる
指をくわえて見つめた祭りは あっという間に後の祭り
スクロールして消えるような流行りでは
変える事の出来ない本質の眩さ

お前という光に寄ってたかるような蛾に
何が分かるか 分かってたまるか
踏み台にされてしまった美しい虫けらよ前を向け
耳障りでもいいさ 自分の言葉で
お前の名を心に刻み込め


いい加減にこじつけられた仮説は
無情にも雑音にすらならず
指でなぞって見つめた祭りは あっという間に後の祭り
ただ丸写しされただけの流行りでは
追いつくことも出来ない本物の威厳

お前を喰い散らかすようなハイエナ以下に
何が見えるか 見えてたまるか
踏み台にされてしまった悲しき天才よ立ち上がれ
滲んでもいいさ お前の色彩で
何度も心に問うてみろ


描き築いたこの空は 見てきたどの空にも負けない位に美しい
奏で築いたその曲は 流れるあの曲では見えない景色を見せてくれる
下ばかり見るな、勿体ないだろ
しょぼくれるな、まだやれるだろ
しらばっくれるな、お前の人生だろ
輝き続けろ お前の人生だ

この歌は お前という光を讃える讃美歌だ
出会えた歓喜 伝わっているか?
踏み台にされてしまった強かな雑草よ咲き誇れ
真っすぐであればいいさ お前の魂で
何度でもその名を どこまでもその名を
お前のその名を世界に教えてやれ

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