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あの日泣いていた私は
いつの間にか大人になっていた
それでも私はいつまでも私と一つになれなくて

あのね、ごめんね
私をずっと苦しめてたのはきっと私で
それでも踏ん張って生きてくれたから
今の光があるんだ

滲んだ夜空にかざした手は
眩しい炎だって捕まえて
弱くなんてなかった
ずっと立派で強かった
私に幸あれ
あなたに幸あれ


あの日綴った言葉たちは
いつの間にか遺書になっていて
それでも私はいつまでも根深く捨てられなくなって

あのね、いいんだよ
私を愛してくれたのはずっと私で
だからどんなに脆い道の中でも
前に進み続けたの

眩しい朝日を掴んだ手は
激しい炎だって魅了して
醜くなんてなかった
ずっと綺麗で輝いて
私に幸あれ
あなたに幸あれ


あのね、ありがとう
私を守ってくれたのはずっと私で
きっとこれから歩んで行く景色も
宝物になるから

優しい夕日に伸ばした手は
流る水だって引き寄せて
貧しくなんてなかった
ずっと豊かで満ちていて
私に幸あれ
あなたに幸あれ

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