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「知識」から「智慧」にするために意識していること

私は「知らないこと、わからないこと」に恐怖を感じます。
新入社員だった頃に、社内で使う言葉をわからないまま知ったフリして失敗してしまったことがきっかけで知らないことはその日のうちに理解するようにしてきました。

そのために、人に聞くことはもちろん、書店に行ったり、ネットで調べたりなど様々な情報収集方法を身につけました。
今では、何ともない世間話からも小ネタとして情報を仕入れることも意識しなくてもできるようになっています。

そこで次に大事になるのは、その身につけた情報をどのように活用するかということです。
知っていることは自分しかわかっておらず、他の人はそのことを知りません。仕事をまかしてもいいのかどうかもわかりません。
仕事を自分に引き寄せるためには、これまで仕入れ勉強してきた知識をわかるように出していかないといけません。
私はそれを「知識」から「智慧」にすると定義しています。

「知っている」だけでは仕事の場面では役に立ちません。「知っていると理解される」ことが重要で、そうされないと仕事を任せてもらうことは難しいと思っています。誰もできるかどうかわからない人に自分の仕事を任せたくないと思います。

任せてもらうためには、積極的に自ら情報発信をしたり、打ち合わせでも会議でも分からないなりに、これまでの知識を総動員して自らの情報を発言したりしないと「どこまで知っているのか」を理解されることはありません。

「知らないこと」は何も悪いことではありません。「知らないことを知っているかのように振る舞う」ことが自分だけではなく、周りにも結果的に迷惑をかける可能性があることを知っておくべきだと思います。

「中々仕事を任せてもらえない」と不満を感じている方は一度このことを意識して仕事をしてみてはいかがでしょうか。

今日もご覧いただきありがとうございました。

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