マネジメント層必読!心理的安全性を正しく理解し、実践できる一冊『心理的安全性 最強の教科書』
今回は、『心理的安全性 最強の教科書』をピックアップします。
いま注目を集めているマネジメントキーワード、「 心理的安全性 」。この心理的安全性が確保されていることで、チームのメンバーは本来の力を十分に発揮でき、ビジネスの成果につながっていきます。
本書は、「理解編」「マインドセット編」「実践編」の3つのパートを通して、 心理的安全性の基礎から実践までを学ぶことができる 1冊。マネジメントに携わるすべての人たちにとって、最強の教科書になるはずです。
誤解されやすい「心理的安全性」とは?
近年、日本の企業でも「心理的安全性」が注目されるようになりました。その一方で、 心理的安全性は、非常に誤解されやすい言葉 でもあります。
チームのメンバーにはお互いに優しい言葉をかけ合う、陽気で明るい職場、仲の良い職場...。残念ながら、これらの表現は、心理的安全性を正しく表したものとは言えないでしょう。
心理的安全性は、ハーバード大学で組織行動学を研究するエイミー・エドモンドソン氏が提唱した概念で、「 対人関係においてリスクのある行動を取っても、このチームならバカにされたり罰せられたりしないと信じられる状態 」を意味します。
つまり、心理的安全性の本質は、表面的には良好そうな人間関係を取り繕うことではありません。「 自分らしく周りの人に接することができる 」ことです。 相手と意見が違った時でも、対立を恐れずにはっきりと自分の意見を建設的に伝え合える ことが大切です。
もうひとつ、ありがちな誤解があります。それは職場の心理的安全性を高めることが「ゴール」になってしまうことです。
もちろんマネージャーにとって、職場やチームの心理的安全性を高めることは大事ですが、 心理的安全性はあくまで組織の生産性を高めるための手段 。いくら心理的安全性が高くても、成果を出せないチームは評価されません。当たり前のことですが、改めて強調しておきましょう。
グーグル流、職場に心理的安全性を生む「言葉」と「伝え方」を伝授!
本書の著者はグーグルで人材開発&人材育成を任された第一人者。「実践編」のパートでは、実際にマネージャーがどのように職場で行動すべきかの、具体的なアドバイスを惜しみなく伝授します。
どんな職場でも、どんなマネージャーでも、心理的安全性は高められる
心理的安全性はGoogleだから実現できるとか、MBAホルダーが多くいる会社だから実現できる、ということでは決してありません。 どんな職場でも、マネージャーでも、心理的安全性を高めていくために必要な行動をマネージャーが取っていけば、実現できます。
大事なことは、 まずマネージャーが自身の心理的安全性を確保し、周囲に対しても心理的安全性を高めるための行動を取っていく こと。
本書を通して、そのための基本的な考え方や具体的な方法を学んでみませんか?
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