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【ロールモデルが変化】母世代と比較をせず横並び意識を捨てた

人生100年時代、私たち日本人はキャリアをどう”マルチステージ化”していくべきでしょうか。
ここでは、実際に1歩を踏み出した人たちの「ライフシフト」をご紹介します。

profile
グロービス・コーポレート・エデュケーション
デマンドジェネレーションセンター
シニア・アソシエイト
瀧口 奈歩さん

たきぐち・なほ●大卒後、不動産業を経て、2007年グロービス入社。英語MBAプログラム立ち上げに従事後、出産を経て法人営業部門へ。現在は法人部門のディマンド・ジェネレーション・センター勤務。(撮影:尾形 文繁)

『ライフ・シフト』の考え方に触れ、自身の価値観が明確になった人もいる。グロービスの法人営業担当、瀧口奈歩さんもその1人だ。

典型的な専業主婦家庭で育った瀧口さんは、転職を重ねながらも、「いずれ母のように専業主婦になるだろう」と思っていた。しかしグロービスに入社して、結婚、出産後、母親世代と違って周囲の多くの母親が働き続けていることに気づいた。

親世代との比較をやめた

2回の育休を挟みつつ、ワーキングマザーの道を選んだ瀧口さん。だが、ロールモデルだった母親とまったく違う生き方に違和感もあったという。

そうした中、『ライフ・シフト』と出合い、「マルチステージの考え方に感銘を受けた」(瀧口さん)。横並びの意識を捨て、自己の環境に合わせたゴール設定をした結果、他人や親と比べる必要がなくなり、楽になったという。

「働く女性が当たり前になる中、私のような違和感を持つ女性も多いはず」(瀧口さん)。現在、働きながら大学院でワーキングマザーのキャリア形成に対する価値観の変化を研究している。

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ここまでお読みいただきありがとうございました。
『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』特設ページもぜひご覧ください。

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本マガジンでは、「ライフ・シフト」に関するインタビュー記事を配信していきます。



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