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「頭がいいね!」と言われる人の「全体を描くスキル」が身につく一冊『マッピング思考』

こんにちは。今回は、注目の新刊『マッピング思考』をピックアップします。

「判断力が優れている人」とは、どういう人のことを指すのでしょうか?「知的である」「頭の回転がいい」などが思い浮かぶと思います。 もちろん、これらはどれも価値がありますが、重要であるにも関わらず、正式な名前がつけられていない資質があります。
それが本書のテーマである「マッピング思考」です。これは、具体的にどのようなスキルなのでしょうか?

「マッピング思考」とは?

「マッピング思考」とは、「物事を "こうあってほしい" という視点ではなく、まるで地図を描くように "俯瞰的に" とらえようとする考え方」です。例えば、自分の間違いに気づき、死角を探し、仮定を検証し、軌道修正ができる。また、「あの議論では私が間違っていなかっただろうか?」「このリスクを取ることに価値はあるのか?」などのように、自分の考えについて客観的に自問できるといった特徴が挙げられます。

なぜマッピング思考が必要なのか?

“ 人は信じたいことをなんとしてでも信じたがる。
人は信じたくないことに目をつぶる。
自分だけは例外だと考えたがる。そして、 それに気がつかない。”

人には「動機のある推論」という心理があります。
例えば、「自分は常に平均以上の仕事をしている」「同僚が失敗したのは無能だからだが、自分が失敗したのはプレッシャーがあったからだ」のように考えてしまうことです。
この「動機のある推論」の厄介なところは、自分がそれをしているときは「気づきにくい」という点です。

人間は他人との関わりの中で自分に都合のいい物語をつくり、その物語を、あたかも客観的な事実であるかのように感じてしまう傾向があるのです。

この傾向を防ぐためにも、「マッピング思考」の俯瞰性・客観性が重要になってきます。

物事を多面的に考えるための必須スキル

“ 異なる意見を嫌悪するのではなく、相手の意見を理解しようと努めるのは、まず「自分から」。”

次のサインに当てはまるときは、自分の意見や考えに固執してしまっている状態です。
「批判されるとムッとする」「挑発的な言葉を使う」「他人の不幸を喜ぶ」「自己弁護をする」…。

「こだわり」を捨て、視点をしなやかに保つことで初めて、物事を多面的に見ることができるようになります。そうして、より他者を説得しやすくなったり、意欲を引き出したりすることがスムーズになるのです。
そのためにも、本書で俯瞰的(メタ)に考える「マッピング思考」を習得してみませんか

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