『ありがとう』が不足していませんか
『ありがとう』
これは私が大好きな言葉です。
人に何かをしてもらったら『ありがとう』を言う。
誰もが小さい時に教えてもらった言葉ですが、この『ありがとう』をあなたは普段から言えていますか。
仕事を手伝ってもらったら『ありがとう』
相談に乗ってもらったら『ありがとう』
コンビニの店員に『ありがとう』
応援してくれる人に『ありがとう』
✅『ありがとう』はいくら言ってもOKな魔法の言葉です。
また言われて不機嫌になる人や首をかしげる人間はいません。
『ありがとう』は最強の言葉ですね。
こんなに心が温まる言葉はこれ以上ありませんね。
ありがとうの語源
ありがとうは漢字で書くと『有り難う』
形容詞『有り難し』がウ変したものらしいです。
『有り難し』➡有ることが難しいこと。本来の意味は『非常に貴重なもの』『滅多にないもの』
平安時代の『枕草子』では「ありがたきもの」と題して
『姑に褒められる嫁』
『上司の悪口を言わない部下』
『欠点のない部下』
のような言葉にして存在しがたいものとしています。
中世に仏教思想が広まるとともに神仏による奇跡(めったに起こらない貴重な出来事)への感謝の言葉になり、世間一般で使えるようになった。
引用:「ありがとう」の由来
うーん、実に神秘的ですね。
めったに起こらない奇跡に対して我々は「ありがとう」を使っていたのですね。
でもまぁ、奇跡というか『ありがとう』を言う対象ってたくさん存在するのですよね。
洗濯をしてくれるパートナーがいればそれは奇跡ですし、仕事を手伝ってくれる仲間がいれば奇跡ですよね。
彼らはわざわざ時間を割いてまであなたに尽くしているので、これって『奇跡』以外の何物でもないですよね。
だから私たちが何かをしてもらったら『ありがとう』を言うのはとっても自然なことなのです。
『ありがとう』が不足したらどうなるか
結論から言うと傲慢になります。
『やってもらって当たり前』
『言っていないのに勝手にやった』
『別にそんなの誰でもできるでしょ』
普段から『ありがとう』を言わない人は確実に傲慢になると思います。
傲慢な人は周りから敬遠され、良い人間関係を作ることができません。
俺は『偉いんだぞ』オーラ満開で近づきたくないです。
ちなみに夫婦やパートナーで『ありがとう』が不足している場合は、間違いなく亀裂が生まれます。
思いは口に出さないと相手に伝わりません。相手に何かをしてもらったら『ありがとう』は必ず言いましょう。
自分から言うことで相手にも伝わり、相手から『ありがとう』を引き出すこともできると思います。
ちなみに『私の気持ちを察してよ!』は最強のわがままワードですので絶対に使わないようにしましょう。
ありがとうは相手を認める効果がある
『ありがとう』は相手を褒めるとともに、相手の存在価値を認める効果もあります。
✅『お茶を運んでくれてありがとう』➡お茶を運ぶ君は価値のある素晴らしい存在だ。
✅『夕食を用意してくれてありがとう』➡夕食を用意する君は価値のある素晴らしい存在だ。
✅『洗濯してくれてありがとう』➡洗濯をする君は価値のある素晴らしい存在だ。
『ありがとう』のたった一言で相手の価値を認め、ありがたい存在と言うことができますね。
※最後に
今回は『ありがとう』が不足していませんか?というタイトルで執筆してきました。
✅このお話の要約
・ありがとうの語源は『有り難う』。
➡滅多に存在しないもの。非常に貴重なもの。
・ありがとうは滅多に起きない奇跡への感謝の言葉として使われ、一般的にも使われるようになった
・『ありがとう』が不足すると傲慢になります。
・『ありがとう』は相手を認める効果がある。
以上です。
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