2021年を振り返る その②

4月号 表紙巻頭 広瀬すず、石田桃香
裏表紙 吉田莉桜(BOMBのみ)

 300号を迎えたアップトゥボーイの表紙巻頭は、女優の広瀬すず。かつてアップトゥボーイの表紙のほとんどが女優だったという原点を思い出させたグラビア展開となった。天使感溢れるグラビアも、ドラマや映画では見られない一面をここに見た気がした。一方、42周年記念号のBOMBはグラドルの石田桃香。こちらは、セクシーかつキューティーな水着グラビアを披露して、こちらもグラドルが主だった時代を思い起こさせた。裏表紙はアップが299号までの表紙が大半を占めた。BOMBは同じグラドルの吉田莉桜。恥じらいのある水着姿を披露した。

5月号 表紙巻頭 齋藤飛鳥(乃木坂46)、田村保乃(櫻坂46)
裏表紙 田村真佑(乃木坂46)、大和田南那

 5月号は、坂道グループの中でも奇跡と言われた齋藤飛鳥と田村保乃の同い年競演が実現した。
 あしゅとほのす、この2人の顔合わせが実現するとは誰が思っただろうか。それぞれの表情から、愛されキャラの一面が垣間見えた。男女の写真家から託された異なるテーマにトライしたあしゅ、彼女感溢れるグラビアで笑顔の絶えない表情を見せたほのす。それぞれのグラビアに癒された人も多いだろう。裏表紙の乃木坂のまゆたんやなーにゃの表情も素晴らしかった。

6月号 表紙巻頭 森田ひかる(櫻坂46)、田中美久(HKT48)
裏表紙 守屋麗奈(櫻坂46)、小田彩加、豊永阿紀(HKT48)

 6月号も、前号に続いて同い年競演となった。2度目のソロ巻頭となった櫻坂の森田ひかるは、和の趣を取り入れたお嬢様風のグラビアで爽やかな風を送り込んだ。一方、HKTの田中美久は、福岡の山中で撮られた初夏の雰囲気をグラビアの中に散りばめた。共に九州出身の同い年、だからこそクオリティの高いグラビアができたのだろう。
 裏表紙の守屋麗奈やあやとよコンビのグラビアも表紙の2人に負けず劣らずの良さを感じた。

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