全固体電池の研究開発に貢献 固体電解質内イオン伝導度を解析する新手法“ランダムウォーク法”
2023年11月時点の内容です
近年、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする脱炭素(カーボンニュートラル)への取り組みが世界で進んでいます。その実現に大きく貢献すると期待される次世代電池の一つに全固体電池があります。全固体電池はその高いエネルギー密度や安全性・短い充電時間など、さまざまな面で優位性を持つ二次電池であり、国内外で高性能化に向けた研究開発が盛んに行われています。電池の高性能化のためには、電池の内部を定量的に評価する必要があります。全固体電池の研究開発においては