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超精密加工・バイオ工学がゲノム研究を助ける―微生物1細胞ゲノム解析用「AGM™試薬キット」の開発について
2022年12月時点の内容です
東陽テクニカは、国立研究開発法人理化学研究所(以下 理研)が研究開発した、AGM(アガロースゲル・マイクロカプセル)の作製技術について、同研究所と所有特許(特許第 7018685 号)などに関する使用許諾契約を2022年9月に締結し、微生物1細胞(シングルセル)ゲノム解析用として、「AGM™試薬キット」を2023年1月より販売します。
そのAGMの開発者である理
ゲノム研究の新たな道 ―微生物1細胞ゲノム解析用「AGM™試薬キット」の可能性
2022年12月時点の内容です
生物の持つ遺伝情報、ゲノム。そのゲノム解析(1細胞ゲノム解析)のための新たな手法として東陽テクニカが発売する「AGM™(アガロースゲル・マイクロカプセル)試薬キット」の使用について、国立大学法人東京工業大学 生命理工学院 教授の本郷裕一氏よりお話を伺いました。AGMの作製技術は、国立研究開発法人理化学研究所によって研究開発されたもので、本郷氏も研究開発に参加されて
EMI測定分野における「EMINT」への期待と共同開発・利用の試み
2022年12月時点の内容です
東陽テクニカが開発・販売している、AIとデジタルでEMI対策業務をアシストするソフトウェア「EMINT」。共同開発者でもある富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 国際認証センター 主任エンジニアの原口直也氏にお話を伺いました。
まずは原口氏が所属する国際認証センターの業務内容やEMI測定に関する課題などに触れ、その中で「EMINT」の共同開発のきっかけや活
英国におけるネットワークトレンドと現地パートナーから見た「SYNESIS」
2022年12月時点の内容です
はじめに東陽テクニカは、自社開発製品を国内のみならず、海外にも販売しています。海外展開している代表的な製品の一つは大容量パケットキャプチャ/解析システム「SYNESIS」。日本国内では2015年に、海外向けには2016年に販売開始しました。現在は約20の国と地域に展開しており、東陽テクニカ米国子会社のTOYOTech LLC、中国子会社の東揚精測系統(上海)有限公
東陽テクニカ製 微生物1細胞ゲノム解析用「AGM™試薬キット」
2022年12月時点の内容です
はじめに東陽テクニカは2023年1月に「AGM™ (アガロースゲル・マイクロカプセル)試薬キット」の販売を開始いたします。これは、自社開発製品の企画、製造を手掛ける社内カンパニー「ワン・テクノロジーズ・カンパニー」のインキュベーションユニットが開発し、自社製品としてリリースするもので、国立研究開発法人理化学研究所(理研)の青木弘良氏の技術を具体的に商品化したもので
AIとデジタル技術でEMI対策業務をアシストする「EMINT」
2022年12月時点の内容です
はじめに近年、電子機器の高機能化に伴って内部構造の複雑化が進み、製品開発の過程でのEMI対策業務もより複雑になっています。また、製品のライフサイクルは年々短くなり、いかに効果的・効率的にEMI対策を行って製品を市場投入するか、ということもさらに重要になっています。
「EMINT」は、“AIとデジタル技術でEMI対策業務をアシスト”するソリューションとして、東陽テ
ネットワーク可視化を支援する東陽テクニカ製3ソリューション
2022年12月時点の内容です
はじめに日本のインターネットトラフィック(通信量)は年間2~4割増と急増しています。近年、新型コロナウイルス感染症拡大によるテレワーク推進や、あらゆる産業でのデジタル化が進む中、増加ペースはいっそう加速しています。日本国内の通信事業者ネットワークやデータセンターネットワークにおいては、現在主流である100ギガビットイーサネット(100GbE:伝送速度が最大100G
「SYNESIS」開発までの軌跡とワン・テクノロジーズ・カンパニーのこれから
2022年12月時点の内容です
はじめに1953年9月4日、東京都中央区日本橋の地に、東陽テクニカの前身となる社員数35名の小さな会社が誕生しました。当社は設立以来、海外の電子計測機器の輸入販売を通じて、長年にわたり多様な分野で最新の計測技術やノウハウ・知見を蓄積し、またこれらを活かして自社製品の開発にも積極的に取り組んできました。2017年には、世界に通用するオンリーワン・ナンバーワンの革新的