大丈夫。Jazzは難しくないよって話。
Jazzって聞くとどことなく"難しい"などと思う人もいるのではないだろうか。実を言うとそんなに難しいジャンルではない。
って話をしていきたいと思う。
ー目次ー
1.そもそもJazzって?
2.向いている人とそうでない人
3.オススメのJazz
4.まとめ
1.そもそもJazzって?
Jazzの歴史は意外と新しい。1900年代頭から、アメリカのニューオリンズという港町で始まった(ハッキリとした出処は分からないらしいが)。
そこら辺の時代のニューオリンズはヨーロッパの移民や黒人とのハーフ、アフリカから奴隷として来た人など、今で言うロンドンのような、多種多様な民族が比較的集まりやすい場所であった。
従って、ヨーロッパからの高度な技術と、アフリカ系のユニークなテクニックが相まって生まれたのが"Jazz"である。
1920年くらいから40年後半にかけてJazzが発展していき、スウィングの時代に突入していく。
有名な、"A列車で行こう"などが発表された時代だ。
ちなみに、Jazzで言う"スウィング"は主に二つの意味がある。1つ目はノリ。2つめは演奏方式だ。
ノリに関しては読んで字のごとく、身体が揺れるようなノリのこと。2つめの演奏方式はデカめのバンドとヴォーカルが演奏すること。なので、〜楽団などと言われることが多い。
1940年代後半から60年代にかけてはビバップ、ハードビバップの時代に突入する。Jazzの絶頂期と呼ばれる時代である。
コード進行を無視し、アドリブで自由に演奏するビバップの時代。パッショナブルだった事が容易に想像できます。
チャーリー・パーカー、ケニー・クラークなど、今なお語り継がれる偉人が力を存分に発揮していた。
50年になるとジャズの帝王、マイルス・デイヴィスがクールジャズやウエスト・コースト・ジャズの礎を築いた。西海岸ではこれらが人気だったらしい。
東ではと言うと、ビバップをより簡単に分かりやすくしたハードビバップが生まれる。これも、マイルス・デイヴィスが発端だと言われている。
坂道のアポロンで若い世代にしられるようになった、アート・ブレイキーのモーニンもこの時代だ。
1960年以降には、ビバップのようなコード進行より音階を重視したモードジャズの時代に移行します。コードと音階との違いは、簡単に言うとコード進行は技術、音階はセンス。音の量が少なくなるので、奏者の演奏力や表現力を駆使するのがモードジャズだ。
ハービーハンコックらが活躍した時代である。
この、モードジャズが、モダンジャズなのである。
2.向いてる人とそうでない人。
僕的に向いてるも向いてないも、そんな括りさえ凌駕するのがJazzというジャンルだと思うが、強いて言うなら向いている人は音の強弱だったりを気づける人や、音楽と言うより音が好きな人、ガチャガチャしてないのが好きな人等だろうか。
逆に向いてない人は、ヴォーカルが熱く、熱く訴えかけるバンド、電子音が好き、歌詞があるのが好き等だろうか。
最後の、歌詞がある〜は、Jazzにも歌詞があるものはもちろんあるが、なんというか、日本語の歌詞がいいとかそういった類である。
3.オススメのジャズ
僕が一番好きなアーティストから紹介していこう。
その名も "Bill Evans"
結構ド定番というか、Jazz好きからするとミーハー感のある彼だが、誰になんと言われようと私は好きだ。彼の人生も含め好きだ。
Bill Evans(厳密に言うと紹介するのはビル・エヴァンス・トリオ)の楽曲の中でも、Waltz for Debby(ワルツフォーデビー)が好きだ。
これまた定番なのだが…
Waltz for Debbyでも、TAKE1、TAKE2があるのだが、僕はTAKE1の方が好きである。
理由は、すこーしだけテンポが早くて明るい印象を受けるから。
ちなみに、OKテイクはTAKE2の方らしい。
他にも紹介したいが、Jazzは奏者によって曲の色が変わるから自分で漁ってこそ意味がある。
あとは自分で探してくれ。
もう十分手伝っただろう?
4.まとめ
Jazzの歴史を簡単に砕いて説明したが如何だったであろうか。
要するに、時代と共に移り変わっていき、各時代に偉人がいる。音を楽しめ。って事。
ね?簡単でしょ?
聴いてみると意外と面白いし、曲の色がインストゥメントで分かるようになる。人によっても聴こえ方は違うし、かなり面白いのだ。
是非友達と漁りあって聴きあって欲しい。
ちなみに、現代のJazzや日本のJazzも捨てたもんじゃないので要チェックだ。
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