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富山の嬉しい子育て制度をまとめてみました。

みなさんこんにちは。子育て情報サイト「ママスキー」です。
最近、富山県では子育て世代に向けた魅力的な制度が増えてきているような気がします。富山県や各市町村が、独自の子育て制度を設けて一生懸命取り組んできた成果だと嬉しく感じています。

皆さんにもぜひ知って欲しい取り組みなので、最後までご覧くださいね。

子どもが欲しいママに!産前に嬉しい制度

妊婦検診の助成が手厚い!

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富山では各市町村に妊婦検診の助成があります。
私が住んでいる富山市では、妊娠の届出後に母子健康手帳と一緒に【妊婦一般健康診査受診票】という14枚綴りの用紙を受け取れます。これを検診時に提示すると、基本的な定期妊婦健康診査の料金は「無料」!嬉しすぎる制度です。
※各市町村により助成限度額や手続き等が異なります。

不妊治療の助成も整っています。
これも市町村によって金額は変わりますが、不妊治療の助成制度もあります。
富山市の場合は1回の治療につき15万円を上限に助成。(一部治療は上限7.5万円。ただし、初回治療のみ上限30万円。)
ただし、対象者の年齢や男性治療の場合など、条件によって助成額が変わってくるで、詳しくは富山市役所こども健康課にお問い合わせくださいね。


産後ママに!お得で嬉しい制度

富山ママの常識「ピンクの用紙」

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「ピンクの用紙ってなに?」と思うかもしれませんが、富山のママならば「あー、あれね」と理解してもらえます(笑)。それが【こども医療費受給資格証】です。
これは1年に1回、各市町村から送られてくるもので、母子手帳・健康保険証などと一緒に保管しています。
これを使うと、小児科など子どもの通院時に支払う医療費が「無料」になります!凄くないですか?所得制限などもありません。
ただし、入院の際の食事代や個室料など助成対象外になるものもありますので注意が必要です。この制度は子どもが0歳~中学卒業まで利用することが可能!市町村によっては高校卒業まで対象となるエリアもありますよ。

とやまっ子 子育て応援券・とやま子育て応援団
これも富山のママにとっては常識レベルの嬉しい制度。
【とやまっ子 子育て応援券】は、第1子=1万円分、第2子=2万円分、第3子以降=3万円分のチケットを受け取れる制度のこと。3歳の誕生日の前日まで利用することが可能です。チケットは500円綴りになっていて、一時保育や任意の予防接種、フッ素塗布、指定絵本の購入など、子育てに関するサービスに充てることが出来ます!

また、【とやま子育て応援団】も県独自の事業で、18歳未満の子どもを持つ親が、「とやま子育て応援団マーク」を応援団協賛店に提示すると、嬉しいサービスや割引が受けられるというもの。
例えば、県内全域で展開している某スーパーでは、第3日曜にこれを提示すると、全商品5%引き(一部対象外商品あり)になったりと、普段使いしやすいサービスが揃っているので、ぜひ活用しましょう。

応援団マークや情報一覧は、とやまの子育て応援サイト「とみいくフレフレ」でご確認くださいね!

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▲とみいくフレフレ https://kosodate-toyama.jp/


マチがくれる出産祝い!子育てグッズが無料でもらえる

富山市・上市町 出産ギフト

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子育てに必要なグッズを無料で贈る取り組みとして、富山市では「Baby Box(写真)」を、上市町では「Baby Gift」を実施中。各エリアに在住のママとベビーのために、育児で必要になる様々なベビー用品・育児用品がギュギュっと詰まったギフトになっています。どちらも入れ物となるボックス自体もオシャレなのでその点も注目です!

富山市・ウェルカムベイビーおむつ事業
こちらも富山市独自の取り組み。なんと、第3子以降の赤ちゃんに【紙おむつ1ヶ月分(パンパースSサイズ:82枚入り4袋)】が贈られます!おむつが4袋!って本当にありがたいですよね。

入善町ではゆるキャラタオル、氷見市では木育おもちゃも!
他にも、ジャンボスイカが特産の入善町では、ゆるキャラ「ジャンボ~ル三世」のオリジナル名入れバスタオルがもらえたり、小矢部市ではバラの花束や小矢部市特産品引換券、氷見市では地元の木を使って地元の作家が作ったおもちゃを誕生祝いとしてプレゼントしてくれたりと、それぞれの自治体がその特性を活かした素敵な取り組みを考えています。


ママ自身のために知っておいてほしい施設・制度

富山市・まちなか総合ケアセンター 産後ケア応援室
産後のママは心も体も休まる暇がありません。急激な体調の変化や慣れない育児に奮闘し、無理をしすぎていませんか?
そんなママのために、富山市は、産後4か月までのママとベビーを対象とした、デイケアや宿泊、教室などのサービスを実施しています。助産師さんがママの悩みを聞いてくれたり、心に寄り添ってアドバイスしてくれるので、ママもほっと一息つける場所です。また宿泊の場合、希望があれば、お子さんの一時預かりも対応してもらえます。

※対象は富山市・滑川市・舟橋村・上市町・立山町に住民票があり、富山市の実家に里帰りしている、おおむね産後4か月までのママとベビーです。

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(画像引用:https://machinaka-care.city.toyama.lg.jp/

2018年に出来たばかりの施設ですが、利用したママからの話を聞くと「本当に利用して良かった!」と大絶賛でしたよ。
https://machinaka-care.city.toyama.lg.jp/guide/svGuideDtl.aspx?servno=14&cd=0101

富山県産後ヘルパー派遣モデル事業

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富山県では、産後2カ月までの家庭にヘルパーを派遣して家事・育児支援を行っています。
例えば、料理に買い出し、掃除、育児…ありとあらゆるサービスがあります!通常6,000円のサービスが、なんと1,500円で利用できるというから驚き!市町村や事業者によって内容は異なりますが、利用できるのは産後2ヶ月まで!ぜひ利用して損はありませんよ!!
※対象エリア/高岡市・魚津市・氷見市・砺波市・小矢部市・南砺市・射水市・舟橋村・上市町・立山町(早く全域に広がりますように…)

■詳細はこちら
https://www.pref.toyama.jp/101701/kensei/kouhou/houdou/2021/0427-2.html


第二子、第三子はさらにお得!

滑川市・黒部市・氷見市では第二子以降の保育料が無料に!

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各市町村により異なりますが、第二子以降の保育料がお得になる制度が設けられています。中でも滑川市・黒部市では、第二子から保育料が「無料」になるというから驚き!氷見市でも1歳以上児の第2子は保育料が「無料」!その他にも、市町村によっては第二子の保育料が軽減されたり、第三子以降の保育料が無料になる場合もあります。(所得制限あり)
「保育料が高くて第二子、第三子を望めない…」という問題が起こらないように、行政が支援してくれていますよ。

とやまっ子すくすく電気
富山県内に住む18歳未満の子どもが3人以上いる家庭が対象で、富山県が電気料金を一部負担してくれる制度です。子ども3人の世帯は最大8,400円、子ども4人以上の世帯は最大21,600円が支援が受けられます!
意外と知らないママが多いのですが、こちらは手続きが必要になるので、詳しくは「富山県企業局電気課 子育て支援事業」宛てに問い合わせてみてくださいね。
https://www.pref.toyama.jp/7104/kendodukuri/jougesuidou/suidou/kj00018993.html


いかがでしたか?
内容はそれぞれ違うものの、富山県全体で子育てを応援しようという姿勢に少しは触れていただけたのではないでしょうか?
今回紹介した内容はほんの一部。この他にも、「ひとり親支援」や「三世代同居支援」、「家賃・住宅補助」など、様々な子育て支援活動が実施されています。
「富山県は子育て世代に優しいマチ」と言われ続けるように、他県にはない素敵な制度を活用しながら子育てを満喫しましょうね!


【ライタープロフィール】
株式会社ママスキー 在塚美香(石川出身)

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「ママになったら、ママスキー」を合言葉に未就学児ママのための情報サイトを運営。主催イベントでは1日に約10,000人の来場実績を持ち、そのノウハウで自治体・企業のイベントを企画する。2019年に法人化し、「ママを楽しく、面白く、ジブンらしく。」を理念に子育て世代と社会を繋ぐ幅広い事業を展開している。

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