見出し画像

【富山の最新キャンプ事情】アートな秘境で非日常体験を。

インスタ夜ラウンジ

こんにちは!富山県出身、5年前に関西からUターン移住をしたライターのchiharuです。

富山のアウトドアと言えば、真っ先に思いつくのが「キャンプ」。

自然豊かな富山に移住したら、キャンプを楽しみたいという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、富山で楽しめる「キャンプ」の魅力をご紹介したいと思います。

週末キャンプは当たり前!?富山のキャンプ事情

画像2

海や山、川など自然に囲まれた富山には、個性豊かなキャンプ場が充実しています。

富山湾越しに美しい立山連峰を眺められる海岸キャンプ場。

星空を見ながら露天風呂も楽しめる森の中キャンプ場。

雄大な大自然の中、登山にもチャレンジできる山の上キャンプ場。

一言で「キャンプ」と言っても、富山のキャンプ場はそれぞれ全く異なる魅力があります。

海キャンプ、山キャンプ、森キャンプ……さまざまなスタイルのキャンプを楽しめるって、結構すごくないですか?富山では、気分に合わせてキャンプ場を選べるのが魅力なのです。

画像3

さらに、アウトドア好きの富山人に「週末、何しているの?」と質問すると、「キャンプ」と答える人が多いのです。

それもそのはず。都会に住んでいると、キャンプ=大きなイベント(レジャー)という感覚ですが、富山に住んでいると、週末のちょっとしたお出かけ感覚でキャンプに出かけられるのです。

週末いつでも気軽にキャンプを楽しめるって、贅沢ですよね。富山では、これが当たり前!「趣味はキャンプです♪」とカッコよく自慢したい人にも、富山はピッタリかもしれませんね(笑)

富山の最先端キャンプは「アート×大人の秘境」

富山県内に多く点在するキャンプ場の中から、今回は2021年に新しく開設された南砺市のキャンプ場をご紹介します。

画像4

《キャンプサイトとドーム型テント「THE NORTH FACE GEODOME4」》


2021年6月に「演劇の聖地」富山県利賀芸術公園にオープンしたキャンプ場「TOGA ART CAMPGROUND」。

場所は、富山県南砺市の山奥にある秘境・利賀村。川のせせらぎ、鳥や虫のさえずり、風で揺れる木々の音……見渡す限り大自然が広がっています。

画像5

「TOGA ART CAMPGROUND」は、全国的にも珍しい「アートと自然を感じるキャンプ場」をコンセプトとしたキャンプ場。

富山が誇るさまざまな”アート”にまつわる企画・イベントがキャンプ場で開催・展示されています。

まずは演劇。利賀村を拠点に、世界で活動する劇団「SCOT」のアートムービーをキャンプ場内のシアター設備で鑑賞できます。

シアター・オリンピックス撮影果てこん (1)

《SCOT上演作品「世界の果てからこんにちは」》


キャンプ場内に野外シアター!?ちょっと驚きですよね。

でも想像してみてください……キャンプしながら、大自然の中でゆっくり演劇鑑賞。静かな夜の星空シアター、清々しい朝のお目覚めシアター。ワクワクしてきますよね。

画像7

《キャンプ場内にある野外シアター》


次に伝統工芸。「TOGA ART CAMPGROUND」では、富山県内の伝統工芸を気軽に見て、触れて、体感できます。

例えば、キャンプ場内のトイレに置かれたティッシュケースやくず入れは、高岡の伝統工芸・高岡銅器に唯一無二の着色を手掛ける「モメンタムファクトリー・Orii」の作品が取り入れられています。

画像8

トイレで伝統工芸を楽しめるって斬新ですよね。深みのあるターコイズブルーがなんとも美しい。私個人的にも「モメンタムファクトリー・Orii」の作品が大好きなので、このように気軽に見て触れて、体感できるとテンション上がっちゃいます。

さらにキャンプ場の管理棟では、選りすぐりの伝統工芸品や、伝統工芸技術を取り入れたアウトドアグッズの購入もできます。

画像9

画像10

なかでもオススメは、「モメンタムファクトリー・Orii」とのコラボで製作されたシェラカップ。

こんなオシャレなシェラカップでコーヒーを飲めば、美味しさもグッと増しそうですね。

画像11


ここならではの魅力は食にも。「TOGA ART CAMPGROUND」では、山菜や岩魚など地元の食材をふんだんに使用したディナーコース料理が楽しめます。

もちろん自分で火起こしをして調理するのがキャンプの醍醐味でもありますが、ときには自分をとことん癒やしてあげる、リッチで優雅なキャンプも最高……♪

画像12


キャンプでは夜の時間も楽しみの一つ。晴れた日には、満点の星空を眺めながら、ハンモックに揺られて読書なんていかがでしょう。周りを山に囲まれた利賀村ならではのキャンプの過ごし方ですね。

画像2


また雨の日には、ミラーボールが揺らめく幻想的な大人時間を演出してくれます。ラウンジでお酒を嗜みながら、雨音に酔いしれるのも素敵ですよね。

画像3

アートと自然、そして大人の”ゆとり”を感じられるキャンプ場。グランピングとキャンプのいいとこ取りをしたような、最先端のキャンプが富山の秘境で叶いますよ。

TOGA ART CAMPGROUND
【公式サイト】https://www.toga.art/wp/
【公式Instagram】@toga_art_campground


*新型コロナウイルスの影響に伴い営業時間が変更となる場合がございます。詳しくはTOGA ART CAMPGROUNDまでお問合せください。

まとめ

自然との共存、植物や生き物との触れ合い、環境への配慮など、キャンプはさまざまな学びや経験を育めるアウトドアではないでしょうか。キャンプがいつでも気軽に楽しめる富山に住む私たちは、もしかすると最高に幸せ者かもしれません(笑)

キャンプが大好きな方も、これから挑戦してみたいという方も、ぜひ一度、非日常を味わえる究極のアウトドア・キャンプを富山で体感してみてはいかがですか?


【ライタープロフィール】
Chiharu

千春さん

1985年生まれ。富山県出身。18歳で関西に上京し、大阪・京都・奈良にて12年間を過ごす。30歳のときにUターンで富山に移住。現在、小学生の男の子1人を育てるシングルマザー。
北陸の女性を応援するwebメディア「ワタシゴト」のママライターとして、北陸のよいモノ・コト・ヒトを発信する活動を行っている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?