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【Vol.15】 富山名物ます寿しができるまで

こんにちは。富山市地域づくりマネージャーの竹村です。
ページをクリックしてくださり、ありがとうございます。
買おうか迷っている間に完売してしまった服が再販になったときくらい嬉しいです。
地域づくりマネージャーってなに?という方は
こちらをご覧くださいね。

富山を代表する食のひとつ「ます寿し」。
お盆やお正月の集まりにはます寿しを食べる風習がある家もあるようです。

美しいビジュアルで、どこか懐かしい味わい。
県内外から愛されているます寿しは
どうやって作られているのか。

市内のます寿し屋さんに取材に行ってきました。
(店舗情報は文末に掲載しています)



▼ます寿しができるまで

①笹を敷きつめる

笹は風味づけはもちろんですが、
殺菌効果の役割も果たすまさに縁の下の力持ちです。

木桶に素早い手つきで笹をセットしていきます。

②ますを〆る

ますの〆具合はお店の特徴が大きく出るところ。

こちらのます寿し店がウリにしているのはますのレア感
酢にくぐらせるのはなんと15~20秒ほどなんだそうです。
勝手に一晩とか漬けているのかと思ってたので驚きました。

ますがボウルの中のお酢に入っている時間は、
サウナ後の水風呂よりも短いのです。
でもますはバッチリ”整って”ます。


③ますを並べる

少しずつ味わいが違うからどの部位も楽しんでほしいと、
こちらではひとつのます寿しにお腹、背中、尻尾の
すべての部位を入れておられます。

まるでパズルのようにますが並べられていきます。


④酢飯をつめる

酢飯もます寿しの大事な要素。
こちらのお店ではますの味をダイレクトに味わってほしいと、
酢飯自体の味は薄めにしているんだそう。

酢飯の独特のいい香りがふわ~っと漂ってきて
空腹とひたすら闘っていました。笑


⑤包装して重石をのせる

手作りの機械で押さえながら蓋をとじます。この作業も全て手作業。
ちなみに簡単に外れないように、この輪ゴムは太くて結構固いので割と力がいるんです。
重石をのせて完成です!

▼ます寿し屋さんがおススメする食べ方とは?

県外の方は醤油をつけて食べる方が多いんだそうです。
たしかに、ます”寿し”ですもんね。
県民としてはそのまま食べるのが普通だと思ってたので
目から鱗が落ちました。

お店の方に教えてもらった斬新な食べ方は「のりで巻く」
ノーマルます寿しだと物足りないます寿しマスターさんは
ぜひ試してみてください♪


▼富山のます寿しは十人十色

私は富山出身ですが、一切れサイズは食べることはあっても
実は大きなます寿しを食べる習慣はなかったんです。

なので「ます寿し」と一言でいっても
ますの厚みや酢加減、押し加減などお店ごとに全然違うことを
この仕事をしてから初めて知りました。

となると、どれくらい違うのか気になってくるのが私の性格。
近々ます寿し食べ比べ検証をすることに決めました!
今後記事をUP予定なのでお楽しみに。


▼おわりに

富山市がすすめるプロジェクト「すしのまちとやま」のHPでも
ます寿し屋さんが紹介されています。
ぜひあなたの”推し”ます寿しを見つけてみてください。

「ファンタジースプリングス」に早く行ってみたいです。
地域づくりマネージャーの竹村でした。


▼今回取材したお店

鱒の寿し まつ川
富山県富山市旅籠町2-10西森ビル1F

店主の米本さん(真ん中)にこだわりを色々伺いました。
ご協力ありがとうございました♪


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