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鶏が先か卵が先か。意思決定には度胸がいる。

9月もあっという間に・・・・・と言いたいところですが今月は初っ端から仕事でもプライベートでも大変動があって、まだ9月なのねって感覚です。
プライベートでは子供が大きな決断をして人生の転機を迎えることになりました。仕事では突然舞い降りてきたチャンスに思い切るか思い切らないかの決断を迫られ、思い切ることにしました。今日はこの決断についてお話ししたいと思います。

意思決定の速さが大事

マネジメントゲームってご存知ですか?
簡単にいうと製造業向け経営シミュレーションゲームです。簡単にいうと人生ゲームの経営版みたいな感じかな。2日間のゲームで決算を5回体験します。これが結構リアルなゲームで、初回参加したときに大赤字を出して負債だらけにしたことがありました。そして経営者無理や・・・と自信喪失した記憶が鮮明に残っています。
コロナの影響を受けてピンチになった時、経営判断できたのはこのゲームでこの体験をしていたからでした。リアルに体験したら洒落になりませんがゲーム内での体験だったので頭の中でシミュレーションできたんです。
このマネジメントゲームで鍛えられるのは「意思決定の速さ」です。的確な意思決定が素早くできるかどうか。2日もやってると頭痛くなりますがこれはほんと良いトレーニングです。
コロナで時代も変わり、動くスピードが分単位と言われる世の中で、この意思決定の速さというのは必須になってくると体感しています。
思いもよらないチャンスは突然降ってくる。
その逆も然り、思いもよらない出来事も突然降ってくる。
その中で素早く意思決定して動くことは経営者として必須だと思います。

9月にやってきたチャンス

決算が終わり次年度の事業計画をまとめてスタッフに発表しようとしていた矢先、そのチャンスは突然やってきました。
簡単にいうと事業拡大のチャンスです。取引先へ訪問した際の雑談から始まった話。聞いてすぐは「いやいや、うちがそんな・・・」って思ったのですが土日を挟んでめちゃくちゃ考えました。この話に乗るか乗らないか。。。
事業計画を・・・とか言ってる暇はなく、回答期限は5日後。
自分なりにシミュレーションして何をどうするか考えた結果、チャレンジしたくてもチャレンジしきれない事業が今回の話で大きく一歩前に進められるという答えが見え、5日後には乗る!と決めて回答してました。
事業の見込みは計画立っているのか?
と聞かれますがその見込みは2日間の間に考えて計画立てました。というよりもすでに事業計画の中に入っていたので計画編集したというのが正解。今回の話は計画していた事業が大きく飛躍できるチャンスになります。
意思決定の裏には直感っていうのもあります。見えない世界なので何の根拠もないのですが判断するには直感を信じることも大切じゃないかなぁと思ったりしています。

鶏をとるか卵を取るか

私は基本的に石橋を叩きまくってから渡るタイプではなく、目の前にできた石橋をまずは渡ってみて何か起きたらその時考えて、対応して渡り切るタイプです。
軽く叩いて確認はしますけど、絶対大丈夫!って保証を取るのはあまりしないかも。というか「絶対大丈夫!」ってなんてことないので確認に時間をとりまくるくらいならさっさとやったほうが良くない?って考えです。
今回の意思決定もそう。
契約が取れているから、注文があるから、何年先の見込みがあるから、
そんな保証見込みってみんなあるのかな?モノがない時代で作れば売れるって頃はそうだったかもしれないけど今の時代はそんなに簡単じゃないし、世の中の動きがそれどころじゃないと思うんです。
やってみたら予期せぬことなんていくらでもあると思うし、その都度考えて対応していくしかないと思うんですよね。
「箱が大きくなれば事業も大きくなる」
経営者の人たちの経験談から時々耳にする言葉です。私の解釈は環境が変わればそれに順応する形で事業も変化していくという意味と捉えています。
「鶏が先か卵が先か」という言葉をよく聞きますがこの真意はよくわからないけれど「利益見込みがあるからやる」のか「利益を増やすためにやる」のかどちらかと言われればうちの場合はどちらもです。

やると決めたら動き出した。

少し前にテレビでお馴染みのAirworkに求人募集出してみたんです。無料だし、そんな反響ないんじゃない?って正直思っていたのですが今回の意思決定の後、数名応募がありスタッフを増やすことにしました。それでなくてもどんな仕事なのかがまだまだ認知されていない会社なのに応募してきてくれてほんとありがたい。
新たに組織図編成してどう考えても3人では無理と判断したところだったので即戦力になってくれる人が仲間になってくれるのは本当嬉しいことです。

意思決定には覚悟と度胸が必須

古くからの格言で「大いなる力には大いなる責任が伴う」という言葉がありますが、大きな決断にはそれだけの責任がのしかかります。この責任の重さに耐えられるかどうか。大袈裟かもしれないけど意思決定にはそれくらいの覚悟と度胸がいるなぁと思っています。
世の中の経営者の皆さんは覚悟と度胸の塊で、緊張の連続なのだと思います。私は経営者としてはひよっこのひよっこでそれこそ卵ですがここにきてその重さを体感しています。
この意思決定にスタッフが一緒に走ろうとしてくれていることは何より嬉しいこと。目的に向かってがむしゃらにやってくれる彼らには心底感謝しています。
だからこそ今回の意思決定には今まで以上に腹を括って覚悟を持って取り組まなければいけないと思います。

ということで。

今月は急遽決めたチャレンジのために事業計画の練り直しと仕組み作りに集中しております。スタッフが増えるということはそれだけ仕組み化が重要になってきます。「仕組み作るっていうてもそんなボリュームないで」とか思っていましたが5年目ともなるとめちゃくちゃボリュームありました。
MACHICOCOに来てよかった!と思える仕事の仕組み作りをしっかりやっていきたいと思います。
10月から新しいスタッフを含め、仲間と共に次のステージアップのために思い切り動き出します。






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