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今日のテーマは「人にわかりやすく話を伝える。」

説明うまいからわかりやすい人と紹介されて素直に喜んでいる、とやです。

連日、コロナの話で持ちきりですね。取引先さんでも
休まざるを得ない人が続出するなど、身近なところまで
影響が出始めて来ました。感染予防するしかないですね。

今週もいろんなお客様と打ち合わせなどさせて頂き、
新しいお仕事のお話が続いてました。スケジュールが
詰まっていてスタッフとの共有時間があまり取れなかったのが反省点です。
朝9:00-10:00は発信&コミュニケーションの時間として
ちゃんと時間通りに動く!
来週からの改善です。

さて、お客様からお客様へご紹介頂く事が増えました。
そこで、「戸屋さん、めっちゃ話伝えるの上手い人なんですよ」と紹介されたり、「めっちゃわかりやすく理解できました」と言われる事がありました。
そこで、今日は私が話を伝える時に心がけている事をお伝えしたいと思います。

結論からお伝えする

自分が今から相手に伝える時です。
例えばお客様に訪問して、自分のことを他者に紹介され、
自己紹介する場合です。

一言目に
「ありがとうございます。MACHICOCOの事業についてお話させていただきます。」
ここからスタートします。
そのあとは名乗ります。
「株式会社MACHICOCOの代表、戸屋です。よろしくお願いします。」
そして、
「MACHICOCOには3つの事業が主軸にあります。
一つ目はモノづくりを町工場と連携してプロモートする
商品開発、製造サポート事業。
二つ目は即戦力となる技能者を現場で育てる技能講座事業。
三つ目はWEBなどの販促に必要となる販促ツールの制作をプロモートする販促ツール制作事業。
です。一つ目からご説明させていただきます。」

というような感じで「何を今から話すのか。」をさきにお伝えします。
この例は事業紹介に絞っているので事業メインになりますが、「MACHICOCOについて」という事になるとまた違ってきます。
・なぜ起業しようと思ったのか。
・MACHICOCOの歴史。
・事業の概要
と話す結論が変わってきます。
ここを先に伝えておくと自分も迷子にならなくて済むというのもポイントです。
伝えたい事が多いと話の軸がとどまらず、お客様も何を伝えたいのかわからなくなるんですよね。
私もそれで?と聞かれるという経験がありますw

スタッフにもよく話するのですが
「ここに小麦粉があります。この小麦粉は○○産のグルテンフリーの小麦粉で体にいいんですよ。
そしてこちらが卵です。この卵も○○県の養鶏場で今日生まれたばかりの卵です。
あと牛乳とハチミツ。これはスーパーでも販売されているもので充分です。
ではこちらを今から使っていきますね。」

最後まで読んだ人は何?何ができるん?とわからんから追っかけたと思います。
途中離脱する人はなんかよくわからんからもうええわ。ってなる人だと思います。

これが
「超簡単!素人でも3分で出来るめちゃくちゃ美味しいホットケーキの作り方を今から説明します」
と、最初に言っていたら聞き方も全然違いますよね。

話す時のポイントとしてはここかなぁと思います。
わかりやすい身近な物でいうと、本ですね。
本のタイトルからの目次。先に何を伝えるか明確です。

身近なモノ、コトに喩える。

製造業に入ってから新入社員さんに現場の事を伝えるのに
一苦労しました。教える側としては相手は大人だし、ここまではわかるだろうと思って話すのですが実際は伝わっていなくて、
「説明したのになんでそうなんの!?」
なんて事はしょっちゅうありました。相手はわかったと返事するけどわかってないんですよね。

鋼材を扱う方は当たり前にご存知かと思いますが
「クロカワの材料ひいといて」
この言葉。金型屋さんなら日常的に聴こえてくる言葉です。
金属の材料は最初からシルバーでピカピカではないのですよ。実は。
黒い皮膜があってそれを取るからシルバーのピカピカになるんです。

と、ここまで説明しても素人さんには伝わらないですよね。
私がこれを伝える時に使ったのは「食パン」です。
どう話して伝えたかというとこうです。

「食パンって焼きあがって来たらミミとなる皮がついてるよね?それを全部取ったら白い部分だけ残ってサンドウィッチ作る用のパンになるよね?その原理と同じ」

鋼材も焼かれて炉から出てくるので同じ原理なので
身近なモノで伝えようとこの例えをするようになりました。

私の頭では伝える時に常に何かに置き換えて考えるように
しています。これは自分が聴く側の時でも理解するのに
やっている事です。置き換えようと思ったらいろんなシーンを知ってないといけないので情報収集もしておかないとなんですよね。

伝え方を変えたきっかけ

前職で現場のスタッフに伝わらなくてどうしたらいいのかと考えていた時にある取引先の方に言われた事がきっかけでした。

「大人と思うからですよ。みんな知らないんだから子供に教えるように教えたらわかりますよ。小学1年生に自分の仕事の事伝えると思って考えてみたらいいですよ。」

相手が大人だと「普通はこのくらいわかるやろ」が頭にあって知ってる前提で話してしまいがちですが
それって育った環境も違えば、これまでの人生も違うわけだからそもそも普通はなんて共通することはないんですよね。そこを意識するようになってから、伝え方を工夫するようになりました。

伝え方はMACHICOCOを始めて、製造業に飛び込んできてくれたスタッフにさらに鍛えられています。毎日が勉強です。

独学だけど独学ではない

そうやって教えてくれる人がいるから日々伝え方について
考えながらお話しています。
伝えたいのに伝わらないなんて悲しいじゃないですか。
相手に理解してもらいたい想いが先行して今に至ります。

伝え方の工夫は自分でしていますが、ここに至るまでには
うまく伝える人たちとの関わりがあり、そこで教えてもらってきました。
一番わかりやすいのはインターネットラジオのパーソナリティやってる事かな。
営業でもパーソナリティでもプレゼンでも通ずる部分があって、そこを自分なりに解釈して実行する。そんな感じです。

ということで。

どうやったらそんなに説明上手く出来るんですか?
と聞かれますが私もわかりません( ̄▽ ̄)
ただ、上手い人がどう伝えてるのかをよく観察はしています。
そうやって聞いてくださる方がいらっしゃるので私がやってる事をお伝えしました。
何かお役に立てれば幸いです^ ^



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