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隣のベートーヴェン

今日は私の愛読書をご紹介いたします。

こちらです↓

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小澤一雄さんの作品「隣のベートーヴェン」

出会いは旅するドイツ語で…

私が初めて小澤さんの作品に出会ったのはNHK -Eテレの「旅するドイツ語」です。
私が高校2年か3年生の時、モーツァルトの「魔笛」にどっぷりハマってた頃に見始めたのがこの「旅するドイツ語」でした。

俳優の前川さんがドイツ語を旅しながらドイツ語を学んで行くのですが、番組後半にある説明で登場するのが小澤さんが書いたキャラクター達なのです。

アイネ・クライネ・ナハトムジークの音楽にのせて、トコトコと登場してくるベートーヴェンくんとモーツァルトくんと先生。とっても可愛くて毎回楽しみにしていました。


なるせみ、画廊へ行く

月日が流れて今年の1月、上野の森美術館で祖母とゴッホを見た帰りに東京文化会館へ立ち寄りました。そこで売られていたポストカードを3枚購入。

そこからまた少し日が進んで1月17日、先日購入したポストカードをうふふと眺めながら、ふと「個展とかやってるのかな〜」と思い立ってネットで検索。

…ちょうど明日やっているではないか!!!

夕方までのバイトを終えて画廊へ向かうも道に迷い20分ほど中目黒周辺をさまよいました。
ネットに記載されていた終了時間ギリギリで画廊へ到着。もうご挨拶だけでもできたらいいやという気持ちで向かいました。

そーっと扉を開けて入ってみると何やら和気あいあいとした空間があります。壁には沢山の作品が飾られていてとても素敵でした。

出迎えてくださった方にご挨拶をしてその空間へと進むと何やら美味しそうなものがテーブルに沢山乗っております。
どうぞと渡されたお皿にはラクレットチーズがかかったじゃがいも…だったかな?ちょっと記憶が曖昧ですが美味しい物をいただきました。ノンアルコールの美味しい林檎ジュースもいただいて…なんだか楽しい気分…!

色々と感激していたら小澤さんが「お会いしたことありますか?」と。いいえと答えて初めましてのご挨拶と少しの雑談をしました。
どうやら他にもいらしてた皆さんは繋がりがあるそうで、ネットみてひょろっと来たのは私くらいだったそうです。ちなみにお食事が用意されていたのは、元々そういう事を企画していた日だったらしいです。(告知にも記載されていました)

他に作品を見に来た方ともお話しをしたりして、とてもとても楽しい時間でした。
皆さん、小澤さんの絵を購入してそこに似顔絵を描いて貰っていました。…いいなぁ。

そう思いコソコソとお財布の中身を確認して、買えそうな価格の絵本が3冊ほど…
その中から選んだのがこの「隣のベートーヴェン」でした。

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↑裏表紙のイラスト。可愛いです。

そそっと絵本を、購入して小澤さんのもとへ、、似顔絵をお願いしたらこころよく描いてくださりました。

クラリネットを吹いている私とそれをみるベートーヴェンを描いてくださりました。とっても可愛い!!!

写真も撮っていただいたので一生の宝物です。

隣のベートーヴェン

さて、絵本にまつわる思い出話はここら辺にして、肝心の絵本の中身をご紹介いたします。

ベートーヴェンの一生がつづられた絵本。小学校の音楽室に貼ってあった偉大な感じのベートーヴェンではなく、曲もたくさん書いて恋も沢山したなんとも人間らしい感じのベートーヴェンがそこにはいました。(ここで露頭する文章力の無さ…)

ユーモアのある絵とともにお話しを読み進めていくと、なんだか温かい気持ちになります。そしてベートーヴェンの人生がちょっぴり切なく感じたり…でも、自然と微笑むことができる絵本です。

私の紹介文では伝わりきりませんがとっても素敵な絵本です。是非手にとって読んでみてくださいね!

こちらに絵本のサイトをシェアさせていただきます。是非〜!!


P.S.画廊で出会ったワインのお店をされている方へ、お酒が飲めるようになったら行きますね。



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音楽を勉強している者です。人生模索しています。 応援していただけたら幸いです。