我が子の頭痛をお母さんが治し、頭痛セラピストの道へ
ある日、我が子がひどい頭痛で学校へ行けなくなりました。
福岡県久留米市でお寺のお嫁さんとして奮闘する頭痛セラピストがいます。名前を檜枝真知子さんといいます。お寺に嫁いで20年、4人の息子の子育てに、お寺の行事、PTAもありで大忙しの毎日を暮らしている人物です。
そんな彼女が、頭痛セラピストになるキッカケは、息子さんの頭痛でした。次男が中学2年生の時に、ひどい頭痛で学校に行くことができなくなっ他のです。朝普通に息子さんを学校に送り出したのに、帰宅後にとても顔色が悪く様子がおかしかったそうです。
こめかみがズキズキすると言って横になる息子に対して、疲れが出たのかなと思っていたのが、少し休んだら治るかなと思っていたら、翌日は頭全体に痛みが広がり、起きることすらできない状態になっていました。頭痛が最初は週1回の頻度が、週2〜3回になり、頭痛が起きる頻度がどんどん増えていきました。
薬で治らない。これは、東洋医学を探すしかないと思った・・・・
さすがに、朝から起きることができない頭痛に悩まされ、学校に行けない日が増えてきたので心配になって病院を受診しました。当時、どこの病院に行こうが、「中学生でも子どもだから強い薬は出せない。」と言われてカロナールしか処方してもらえませんでした。薬がなくなっても頭痛が治らないので、病院に何度行こうとも、とりあえず様子見てください、様子見てくださいの一点ばりでどうしていいか悩んでいました。
次男の頭痛をまずは治したい、なんとか楽にしてあげたい。何もできない状態がもどかしくて、色々調べていくうちに西洋医学の限界を感じました。東洋医学の方からアプローチした方が息子さんの頭痛には合うのではないかと思って、子どもに施術できて、痛くなくて、自律神経にも効果的な治療法はないかなぁと探していたところ、「日だまりショット」にいきついたのです。
まさに、ボキボキしないやさしい施術で自律神経にアプローチする感性の施術を見つけました。「これだ!」と思って体験会に参加、入塾を決意しました。
すぐに入塾し、息子に日だまりショットを実践の毎日、頭痛が治った!
頭痛セラピー協会に入塾してから檜枝先生は、日だまりショットを猛特訓しました。個人レッスンも受けて、直接タッチなど教えていただき技術を向上させていきました。入塾したその日から毎日、息子の治療が始まったそうです。
後頭部の硬さがひどいのがタッチでわかりました。日だまりショットの上達とともに悪いポイントを割り出せるようになって行きました。施術するたびに良くなって行きました。頭痛で眠れなかった息子がしっかり眠れるようになったのです。
施術して2ヶ月たったある日、朝6時半に「おはよう」と息子さんが起きて来たそうです。光も何もない真っ暗な部屋の中で頭を動かすのもできなかった息子が、元気なピンク色の顔で起きてきたのです。家族全員で感動して拍手したそうです。一気に家族が明るくなりました。
1年以上頭痛で死にそうな息子がたった2ヶ月で起きられるようになったのです。それも普通のお母さんの手のひらで、息子さんの頭痛が治ったのです。
それから、高校3年生の今日まで頭痛が出てないそうです。
お寺の中で、頭痛専門の治療院を開業、たくさんの頭痛患者さんを救う!
檜枝先生はそれまでお寺の立場として人の苦しみに寄り添う仕事でしたが、人々の苦悩から頭痛が現れていることを目の当たりにして来ました。自律神経も乱れて、うつ病になった人もいっぱい見てきました。心の問題が、体に出てしまっているのです。しかし、何もできない不甲斐なさを感じていました。
「よし!この人たちを救っていこう!」と決意、お寺の中で、頭痛専門の治療院を開業することを決意しました。たくさんの頭痛の人がやってきました。家族に死に別れて、それから頭痛を発症した奥さんや、仕事の過労から頭痛が起こり会社を休んでしまっている真面目なサラリーマンの方、子育てをしないといけないのに、頭痛で寝込んでしまっているお母さんなどたくさんの頭痛の人がいることに驚かされました。そして、子どもの頭痛が多いことにびっくりしたそうです。
最近では、檜枝先生が治療した頭痛の子どものお母さんが、頭痛セラピストとしてデビューを果たしています。今回は、そんな我が子をお母さんの手で治したセラピストにインタビューして見ました。ご覧ください。