テンバガー候補?オンライン教育サービスを提供するコーセラに注目!
オンラインで資格やマナー、学位などを取得するための教育プラットフォームで提供するコーセラ(ティッカーシンボル:COUR)について言及していきます。
コロナウイルスで自宅にいる時間が増えたことに加え、リモートワークが普及したことで「キャリアアップを積んで高スキル労働者になろう!」と意気込む人に道を提供します!
国際労働者機関によると、2030年までに労働人口は2.3億人増加する予定だが、コンピューターなどの自動化により約20億人の雇用の半分が消滅すると言われています。
その為には周りとの差別化をする必要があるので、コーセラを利用してキャリアアップを図るニーズが増えるのではないでしょうか!
主な収益源は個人、大学、政府機関!!
現在(2021年6月31日時点)、合計登録者数は約8700万人と四半期ごとに約500万人のペースで増えています。
主な収益源は以下の3部門!
個人:個人的にサービスを利用している人
企業・政府機関:組織が契約して社員などに社員プログラムなどを利用させてる
大学:大学がコーセラと提携して、学内の希望した学生に提供している
個人の売上高が半分以上を占めていますが、企業や政府、大学での売上高成長率は高い成長率を維持してます!
*2021年度第2四半期:企業収益前年同期比+68.8%成長!
つまり、企業などが「コーセラを使いたい!」という需要が物凄く伸びていることを示唆します。
有料企業顧客数(企業、政府機関)は2021年第2四半期(6月期)時点では584社、前年同期比+109%と高い成長率を誇っています!
社員教育などは短期間で完成するものではなく、長い時間をかけて成熟させていくので大きな長期トレンドが巻き起こそうとしています!
尚、サブスクリプションモデルを採用しているので売上高の見通しが立てやすいのに好感を持てます。
四半期ごとの売上高推移もきれいな右肩上がり!
地域別登録者数は満遍なく分布されている
*1=1万人
最新四半期決算の結果
2021年度第2四半期(6月期)
・EPS:予想-0.11ドル→結果-0.05ドル
・売上高:予想9153万ドル→1.02億ドル(前年同期比+38.5%)
・来期売上高ガイダンス:予想9620万ドル→結果1.05~1.09億ドル
・通期(2021年度)売上高ガイダンス:予想3.79億ドル→結果4.02~4.1億ドル
*前回の四半期決算会社側のガイダンスは3.69~3.81億ドル
決算自体は予想を上回り良い決算でした。
通期の売上高ガイダンスを上方修正したのは会社側が前期よりビジネスの状況が好転していると考えてる証拠なので、引き続き動向に注目すべきです!
まとめ
教育は長期に渡るトレンドなので、これから業績は加速していくと思います。また企業や政府機関などの顧客が良い調子で伸びてきているので、コーセラにとっては追い風でしょう。
中国が公営塾(野田塾、代々木ゼミナールなどの塾)を禁止するなど、中国でのビジネスのモメンタムは消えそうですが、世界各地に登録者がいることで影響は微々たるものに過ぎないでしょう。
EPS、売上高、ガイダンスの全ての項目でアナリストのコンセンサス予想(各アナリストの予想を平均させた数値)を上回る良い決算を出し続けるかにも注目です。
個人的に好きな銘柄の1つです!
最後に
YouTubeでも、経済動向、相場解説、注目する銘柄に言及しているので、併せてご覧ください!
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