MMA Cycles Report　May.19 2023　　　　　　　 メリマンサイクルズレポート

メリマンサイクルズレポート

１. 回顧と展望
我々は現在、５月９～23日まで続く2023年を通してジオコスミック的に最も激しい時間帯の渦中にある。そのジオコスミック火山の要となるのは、５月17～18日の木星・冥王星ワクシング（開く）スクエア（90度）。2023年、木星以遠の外惑星ペアで形成される標準的なハードアスペクト（０度、90度、180度、270度）はこのワクシングスクエアしかない。そしてこの天体位相とその歴史については、拙著『究極の株価タイミングvol. ２：ジオコスミックと投資サイクルの関連性』での以下の記述を引用する価値があるだろう。

“木星／冥王星ペアのワクシングスクエアは、米国株式における長期相場サイクルの終わりか始まり（あるいはその両方）との相関性が高い。特にこの天体位相±４カ月の時間帯で長期相場サイクルのピークを迎えていた場合、その反騰は急に終了すると共に突発的な下げに見舞われる可能性が高く危険とされている。ただ同様に、この天体位相が出現する時間帯では長期的な下降局面が終了するケースも。また当然、毎回この時間帯で何か大きな節目が出現するというわけではない。ここで（米国）株式市場で一大事が起こらないケースもある。とはいえ、木星・冥王星ワクシングスクエアが出現する場面で投資家は非常に慎重になる必要があるだろう。

仮にマーケットで、このスクエア±４カ月の日柄内で長期相場サイクルのピークに達する可能性のある上昇トレンドが進展中であった場合、投資家は株式を売却して様子見に転じる事を望むかもしれない。逆に、この天体位相に向かって相場が数カ月間―やはりこのスクエア±４カ月の日柄内で―下落していた場合、投資家には回復が期待出来る銘柄を購入し始める事を推奨する。とりわけ、このスクエアが３回シリーズで展開される場合、その傾向は顕著であると言える”。

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＊メリマン氏の執筆時は、現地時間5月15日（海外マーケット）、
5月16日（日経､ドル／円）です。

＊　次回のＭＭＡサイクルズレポートは6月16日の発行予定です 　（遅延の場合はお知らせ致します）

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