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週刊 金相場展望 2023年6月19日号

株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。

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先週のビッグイベント週の金相場(期近)は高値を火曜日13日1,985.9㌦につけ、安値は15日FOMC発表後に1,936.1でつけた。引けは1,971.2㌦で前週比-6㌦となった。

結果的に5月のCPIは前回からは鈍化傾向を示したことで、FOMCでの利上げ一時停止を確実視し、金は週の最高値を付けた。しかしFOMCは利上げが停止されたものの、FRB議長の記者会見をタカ派的と受け止め、7月再利上げを懸念して金は急落、火曜日の高値から50㌦近く下落した。この間、金利は13日に3.675%まで下げた後、15日には3.854%まで上昇した。

先週次の通り述べた「今回のFOMCでは利上げは見送られるとの見方が大勢だ。ただ、その次の7月会合では利上げする可能性が高いとの見方も後に続く。その前に発表されるCPIが方向性を決めるかもしれない。もし強い数字が出ると、市場は6月も引き続き利上げするとの見方が浮上し、これはサプライズとなり、マーケットは大きく反応するだろう。


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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、株式会社ワカバヤシエフエックスアソシエイツ 取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、投資日報α編集長。
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