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【FIREを目指そう!】早期退職しても、お金に困らない方法

皆さん、ボンジュール!投資家Cuberです。

一般的に、会社を務めて、朝9時から夜5時までに仕事して、それを40年間続けて、65歳になったら退職して、そのあと人生を楽しむ、というのは多くの人の考え方です。

ただ、そう考えない人もいます。もっと早く退職したい。
もっと早く金銭的に自由になりたい。仕事をしなくても、お金に困りたくない。

そういう考え方は「FIRE」といいます。

⓪FIREとは?

FIREは「Finance Independence & Retire Early」の略で、日本語でいうと「経済的独立と早期退職」の考え方です。
つまり、会社を務めている人は、65歳を待たずに、早めに退職しても、お金に困らないことを目指します。

仕事を辞めても、本当にお金に困らないのであれば、おそらく皆さんがFIREしたいと思います。
今日は、FIREを実現するために、4つのステップを具体的に説明していきたいと思います。

①FIREのステップ1:貯金すること

経済的独立を実現するために、まずはお金を貯めなければなりません。
FIREをできるまでの期間は、主に収入と貯金次第です。
特に、お金を貯めないと、投資ができない。
投資ができないと、お金が増えない。
お金が増えないと、経済的に独立できない。

もちろん、毎月、貯金と投資できるお金が大きいほど、FIREができるタイミングが早くなります。
例えば、毎月4万円を投資した場合、年間金利5%で投資すれば、25年後に2400万円になります。
それ倍にして、毎月8万円を投資できれば、同じ金利で、25年後に4800万円になります。

②FIREのステップ2:出費を抑えること

お金を貯めるために、収入から引く出費をできるだけ少なくしなければなりません。
特に、「欲しい」ものを買うのではなく、「要る」ものだけを買うようにしてください。
「欲しい」ものばっかり買って、すぐに使わなくなって、ただ単に無駄遣いになります。

また、生活費に大きい家賃や住宅ローンの返済をできるだけ抑えるようにしてください。
例えば、長期間の住宅ローンを組むほうがよいです。
なぜかというと、月々の返済額が少なくなり、ステップ1で説明した通り、貯金できるお金が増えて、その分投資金額を増やせます。

あとは、生活に必須でなければ、車を持たなくてもいいです。
特に、本当に田舎に住んでいる人以外は、電車やバスで十分移動できますし、自転車でも困ることがないかと思います。
車のラーニングコスト(保険、車検、ガソリン代、修理など)は非常に高いので、できれば避けて頂きたい。

③FIREのステップ3:借金を避けること

教育ローン、マイカーローン、住宅ローンなど、お金を借りるのは非常に簡単です。
ただし、ローンの返済だけで生活が厳しくなれば、経済的に独立することができません。
できるだけ、借金しないようにして頂きたい。
個人的には、住宅ローン以外のローンはダメです。
自分の住む場所を手に入れるために、ローンを組むのはまだオッケーです。
但し、他の人に自慢するために、ローンを組んで車を買ったりするのは、ダメです。

④FIREのステップ4:投資すること

「投資」と聞くと、専門知識がないとできない、と思う人が多いと思います。
でも、そんなことはありません。
実は、意外と簡単です。
投資に関しては、次の5つのルールを守って頂ければ、間違いなくお金が増えていきます。

◆投資のルールその①:非課税制度を使うこと

例えば、つみたてNISAは非課税制度です。
つみたてNISAの口座で投資した場合は、その利益は非課税になります。
積極的に使っていただきたい。

◆投資のルールその②:長期的に投資すること

毎月、一部の収入を必ず投資するようにしてください。
先ほど説明しましたが、毎月投資するお金が大きいほど利益が大きくなります。
できれば、収入の20%以上を投資して頂きたい。
例えば、毎月25万円の収入があれば、毎月5万円を投資するようにしてください。
ここでいう収入は給料そのものではなくて、税金・保険・年金を支払ってから、手取りとして残っているお金になります。

◆投資のルールその③:投資するタイミングを計らないこと

投資するタイミングを計ろうとする人は、結構多いです。
「まだ下がるから、もうちょっと待つ」とか、「上がり始まってから買う」とか。
毎回そんな完璧にタイミングを計るのは、無理です。
なので、相場が高くても、安くても、毎月同じ金額を投資してください。
長期間で見たら、そのやり方の方が圧倒的に安全で有利です。

◆投資のルールその④:相場を全面的にカバーする、低コストの投資信託に投資すること

個別株式にも投資することができますが、その利益は長期でみると、どうなるか予測できません。
今の絶好調の会社でも、10年後、20年後、どうなるのか、わかりません。
なので、個別株式に投資するよりは、相場を全面的にカバーする投資信託に投資した方が良いです。
日本相場に全面的に投資したい人は、日経平均株価の投資信託がよいです。
アメリカ相場に全面的に投資したい方は、NYダウやS&P 500の投資信託が良いです。

◆投資のルールその⑤:待つこと

コツコツと投資して、景気が良かったら、お金が増えていって、喜びます。
但し、景気が悪くなったら、コツコツと投資してもお金が増えない。
逆に、減ることもあります。
こんな時こそ、今までのやり方を変えないようにしてください。
今回の投資は「短期」ではなくて、「長期」です。
1年間や2年間、景気が悪くなっても、回復します。
長く見たら、必ずお金が増えますので、安心して、お待ちください。

⑤FIREができるタイミングはいつ?

貯金しました。出費を抑えました。借金を避けました。投資しました。
では、いつFIREができるのか。

死ぬまでに、お金に困らないように、次の状態になる必要があります。
自分の投資ポートフォリオは1年間の生活費の25倍であれば、早期退職してもOKです。これは「Trinity Study」の研究結果から言えます。
この「Trinity Study」の研究結果から、毎年、ポートフォリオから4%を引き出して、それで1年間の生活費をカバーできれば、死ぬまでにお金に困らない、ということになります。
つまり、毎年4%を引き出しても、残っている金額で金利があって、かつ十分お金が残っていますので、死ぬまでにお金が残っている状態になります。

例えば、1年間の生活費は500万円の場合は、1.25億円のポートフォリオが必要です。
1年間の生活費は200万円の場合は、5000万円のポートフォリオが必要です。
逆に、1年間の生活費は1000万円の場合は、2.5億円のポートフォリオが必要になります。

2020年9月22日
投資家Cuber

※FIRE関連記事
・【FIREの実現講座】はじめに:FIREとは?https://note.com/toushikacuber/n/n6e6fea13af59
・【FIREの実現講座】ステップ①:貯金するhttps://note.com/toushikacuber/n/nbb7c18d06c03
・【FIREの実現講座】ステップ②:出費をおさえるhttps://note.com/toushikacuber/n/n86ff34751264
・【FIREの実現講座】ステップ③:借金をさけるhttps://note.com/toushikacuber/n/ne910d8f0514e
・【FIREの実現講座】ステップ④:投資するhttps://note.com/toushikacuber/n/n9dd5b9223825
・【FIREの実現講座】さいごに:FIREできるタイミングは?https://note.com/toushikacuber/n/n95ba4e67c23b
・【FIREの実現講座】追伸:勘違いしないでくださいhttps://note.com/toushikacuber/n/n92c8ef5a2e5c


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