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『沖縄はハワイになれる』を読んで考えてみた

どーも、沖縄で超零細商社を経営している冲太郎です。

先日こちらの記事☟

本が私のメンターというお話をしました。

それで、最近本の読み方を変えました。
あ、私の大好きなホリエモンの影響です。

『本はキモだけ読む』
なるほど。全部読まなくてもいいのか。

じゃあ、読みたいところだけ読んでどんどんいろんな本を読もうって事で読んでます。

アウトプットしないと自分のものにならないので、ざっくりと本の感想を書いていきます。
しかも、同じ本を気になった時に何度も読むと思うのです、同じ本の感想を内容を変えて何回も書くと思います。
気になる方は読んでください。

今回は堀江貴文著『2035 10年後のニッポン ホンエモンの未来予測大全』を読みました。

今回気になった章は『沖縄はハワイになれる』です。

こちらは沖縄に住む私も前々から感じてまして、私がハワイに行きたいと思わないのも、『沖縄がハワイみたいなもんじゃん』と思ってます。

北谷なんて、外国人ばかりだし、インバウンドが多かった頃はほんと多国籍な街でした。
今後はまた多国籍な街に戻るでしょう。

北谷は中国人が土地を買い漁ってるなんて話も多いです。
著者が別の章で中国人の日本の土地買いの事は書いているのでそれはまた今度。

著者が言うには沖縄は東南アジアや中国からも近いので地の利はある。
だから、海外から富裕層を呼び込めるはずだが、基地に依存している経済があるために、海外の富裕層の誘致を怠っていたと書いている。

沖縄に39年間(現在41歳で2年間だけ佐賀で暮らしました)暮らしている身としては間違いないと思う。

私の本業は建築関係だが、毎年くる米軍基地の工事の資材の見積もり額は半端ない。
数百万レベルの見積もりなんてよくある話。

また、米軍基地に近い沖縄市や北谷町では、米兵による犯罪が多いのも事実。
だけど、米兵はめちゃくちゃ金払いが良い。
だから基地の近くの飲食店は米兵で儲かってはいる。

だからといって犯罪を見逃すわけではない。
婦女暴行のような事件が起きた時には私も憤るし、みんな基地に抗議する反対運動があれば参加した事もあります。

基地経済により、良い面も悪い面もある。
それに、目をつぶってきたのが沖縄。

住んでいると気づかないが、北谷町などの沖縄とアメリカ含む海外の雰囲気がある街は確かになかなかないのではないかと思う。
日本だと行ったことないけど横須賀とかなのかな。

著者は沖縄はそういった魅力をそのままアピールしているのはいいのだが、富裕層を呼び込むための準備が沖縄は出来てないという。

『富裕層向けのホテル』である。
リッツカールトンのような富裕層向けのホテルが沖縄にはほとんどない。
『ハレクラニ沖縄』のような富裕層向けのホテルもありはするが、まだまだ少なく中心地の那覇にはほとんどない。

確かに。
おそらく沖縄の人って富裕層が来るってなると、まずは『カジノ』『買い物』『食事』って考えてしまうと思うけど、泊まるところがなければ来れないものね。
しかも、何泊もするはずなので、ホテルが1番大事ですね。
ごもっともです。

いやー、今回の章はホリエモンが色々沖縄の観光問題を炙り出してくれました。
知事のデニーさんに読んでほしいですね。

色々考えさせられる章でございました。

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