自民党総裁選後の株式市場
9月27日開票の自民党総裁選が近づいて来ました。
以前のnoteでもそれについて触れましたが、状況は特に変わっていません。
日経新聞の記事によると、世論調査では石破、小泉、高市の3氏の支持率が高いようです。
不思議発言や世襲議員でバッシングも多かった小泉さんの支持率の高さはちょっと意外でした。
ホリエモンさんは小泉進次郎さんを支持しているようです。
しかし、株安時の煽り記事で投資家にはお馴染み、日刊ゲンダイや投資家にお馴染みの情報メディアみんかぶは小泉進次郎さんを批判しています。
超党派UFO議員連盟なるものの存在に驚きました(笑)
麻生さんの首相時代、漢字の読み間違いが話題になりましたが、もし進次郎さんが総裁になったら言葉狩りが横行しそうですね。
経済アナリストの森永卓郎さんは高市さんが決選投票に残らなかった時点で日本は終わると仰っています。
ただ、高市さん推しの森永さんにしてもそうですが経済アナリストの方ももう財政政策やれ、減税しろとしか言いませんね(笑)
それが出来ないのは財務省の陰謀だそうですが、私はそうは思いません。
そりゃ税金がなくなって国がお金くれたら嬉しいですけど、そんな社会は成り立たないでしょう(笑)
日本の国民負担率の国際比較を見ると、2021年時点で48.1%。
36カ国中22位。上のグラフの青色の部分が租税負担率ですが28.9%です。
米国が25.6%ですのでそこまで差はありません。
しかも今年2024年は国民負担率45.1%に低下しています。
ネットやTVを見ると政治批判の記事が多いですが、それでも自民党が与党でいるところを見ると、国民も批判こそするものの今の政治に概ね満足しているというのが実態ではないでしょうか。
森永さんが言うように高市さん以外が自民党総裁になっても、“日本は終わる”とは思いませんし、多分誰が自民党総裁になっても劇的に日本が変化するとは思えません。
それが悪いことだとも思いませんが、もし変化するとしたら退っ引きならない状況に追い込まれた時でしょう。
note冒頭に竹原ピストルの歌詞を掲載しましたが、切実な状況にならないと人間は動けないものです。
株価指数のトレンドを見ると崩れかけで黄信号が点っていますが、自民党総裁選が流れを変える材料にはならないでしょう。
2021年9月のようにキシダノミクス期待的な上昇があるかも知れませんが、仮にそうなったとしても持続性はないとみて対応して行きたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。