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発売から一ヶ月が経ちました!

皆さん、おはこんばんにちは。葛城騰成です。
「瞬間、青く燃ゆ」が発売してから一ヶ月が経過しました!
刊行時に書いた記事はこちら▼

私の単著デビュー作が世に出たこと、そして、多くの方々から購入報告を頂けたこと、とても嬉しく思っています。自分でもびっくりするくらい色々なことが起きた一ヶ月間だったように思います。

想像以上にサインを書くことになる

書籍が世に出てから、家族や親戚、友人に小説家になったことを報告したところ、多くの方からサインを求められました。デビューをしたばかりの新人のサインなんて欲しくないだろうと高を括っていたので、サインを考えていなかったのが仇となりました。意外と新人でもサインを書くことになる機会が多いので、これからデビューする予定の方がいましたら、今のうちにサインを考えておくことを強くオススメします。(こんなことを書いている私も「サインを考えておいた方がいいよ」と言われていたのに、考えなかった人間ですが)

師匠にサイン本を贈ることができた

私に小説の書き方や楽しさを教えてくれた木立花音先生は、私にとって大切な師匠です。ですので、日頃お世話になっている礼をお伝えしたいと思い、サイン本を恵贈しました。ただ「葛城騰成」と書いただけのサインでしたが、とても喜んでくれたので良かったです。師弟揃ってアルファポリスさんから書籍を出すことができたのは、一生の思い出としてこれから先も刻まれて行くのだろうなと思いました。

購入報告+読了報告を沢山頂けました!

記事の冒頭でも書いた通り、リアルでもSNSでも多くの方々から購入報告を頂けました。中には、読んだ感想をくれた方もいます。今のところ前向きな感想ばかりなので、ホッとしています。「自分が書いた話に、お金を出してまで読む価値があるのか?」みたいな不安が書籍化作業を行っている時からあったので、楽しんで読んでくれた報告を受けると、本当に嬉しい気持ちになれます。やっと「頑張って書いてよかったな」と思えるようになりました。ありがとうございます。

電子書籍版も発売されました!

アルファポリスさんのポストにあります通り、各電子書籍ストア様にて自著である「瞬間、青く燃ゆ」の電子書籍が配信されました。見本誌が届いた先月、「自分の本が形になったのか」と感慨深い気持ちになりましたが、電子版が各サイトで配信されているのを見るのも感慨深い気持ちになれますね。紙ではなく、電子でも読みたいという方がいらっしゃいましたら、この機会に是非!

自分が書きたいものを書くということ

「瞬間、青く燃ゆ」を刊行することができ、とても嬉しい気持ちになれましたが、同時にプロとして見られることの怖さも感じました。読み手を圧倒させるような文章を書く人、奇想天外な発想で読み手を惹き込む物語を描く人、この世には私よりも才能に溢れた書き手の方が沢山いらっしゃいます。だからこそ、執筆することができなくなった時期がありました。

「自分らしさ」とはなんなのか? 「自分が書きたいもの」とはなんなのか? そんな答えの出ない疑問に苛まれて、せっかくWordを開いても、一文字も入力できないような日々が長い期間続いていました。

書けない状況を打開する方法、それは書くこと。

なんだか精神論みたいな話ですが、スランプといいますか……負のスパイラルから抜け出すにはそれしかないと思いました。書けなくても、お話が思い浮かばなくても、それでも! 必死にパソコンに向かって物語を綴りました。「二冊目の本が出したい!」みたいな大きな目標を掲げるのをやめて、「短編を書き終える」のような小さな目標を掲げるようになってから、物事が好転しました。「長編を最後まで書ききる」という次の目標は未だ叶えられていませんが、プロットを作れるようになったり、毎日少しずつ文字を重ねたりできるようになりました。

また皆さんに「面白い」を届けられるように、亀のような一歩でも踏み出していけたらと思います。その「面白い」が私の書きたいものだと信じて。

最後に

私の書籍に関わってくれた編集部や担当さん、素敵なイラストを手掛けてくださったajimita様、買って頂いた読者様、応援してくれた家族や友人の皆さん、全ての方々にお礼を伝えたいです。本当にありがとうございました。

2024年6月17日 葛城騰成

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